白山温泉
銭湯 - 愛知県 名古屋市
銭湯 - 愛知県 名古屋市
「公衆浴場」と「スパ銭」どちらが好きか?
と聞かれたら「どっちも♡」と答える。
無理に比べる必要も無いだろうけど、
良い・悪いはどちらにもあると思う。
昨日がサウナブームを敏感に体現している
スパ銭だったので、今日は昔から変わらない
王道浴場へ。
「白山温泉」は2度目の訪問。
脱衣所へ入ると、競馬中継に盛り上がるお客さん達と、フルスロットルで回る扇風機。
女湯から大声で聞こえてくる井戸端会議。
スパ銭ほど整理されてはいないが、この身近な
生活感が年齢と共に馴染んでいく気がする。
洗面台に座り、ホースの無いシャワーで髪を濡らす。水の出力はとても調子が良い。
湯船には大きな銀色の蛇口が付いている。
天井に蛍光灯は無く、全て壁に取り付けてある。
深さが良く分からず、足の伸ばし加減を調整しないといけない白湯とか、色々と新鮮に感じさせた。
いよいよサウナへ。
定員人数6人の小さなサウナに3人。温度計は90℃後半だが、熱波がかなりガツンときた。
「サウナ舐めんなよ」とばかりに。
刺青のある人、無い人関わらず静かに耐えている。ああこれが本物なんだろうな。と思う。
何とか10分を耐えて、ついに水風呂へ。
深い水槽に、優しく包み込まれる様な井戸水。
何が良いとか悪いとかそんなレベルじゃない。
いつまでも入っていられそう。
入口に貼ってあるポスター通り、非常時には
この水が生命線になるのだろうか。
とすればありがたくすら感じる。
残念ながら外気浴は出来ないので、
半外の露天風呂のベンチか脱衣所で。
薬草スチームサウナはミストがむせ返る様に
押し寄せた。油断できない。
満足感が半端なかった。
「公衆浴場」と「スパ銭」
そもそも向かっている方向が違うのかな?
でも、その時の気分で選べるのはありがたい。
心から感謝。(T . T)
男
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