しぶゆ~

2023.04.30

1回目の訪問

東京で急遽予定が空いてしまった。
出張で蒲田に来ていた矢先に唐突に生じた余白。当然,この空白はサウナで埋めるべきだろう。いざ検索するとその検索数の多さに驚く。この星の数ほどある施設からいったいどこを選べばよいのか…
有名だが,比較的空いている施設がいい。
折角都会のサウナに入るのだから複数のサウナを有している豪華な施設がいい。

ここで私の眼はある施設で留まる。
「東京ドーム天然温泉 Spa LaQua」
入浴料は高いが,それだけの価値がきっとあるのだろう。今日は特別な日だ。ここへ足を運び,サウナの贅沢さの極みを味わってみるとしよう。

エレベーターでエントランスへ上がると,まるで空港のようなセキュリティゲート。
ホテルのような受付でチェックインするかのような手続きを済ませて浴室へ向かう。
浴室に入って感じたのはその広さ。都心にも関わらず地方の温泉施設と遜色がない。
配置されているサウナは4つ。中高温サウナ「ヴェレ」。高温サウナ「オールドログ」。ロウリュサービス有の「ヴィルデンシュタイン」。フィンランドサウナ「コメア」。

先ずはヴェレへと入室する。広く,青い。まるで洞窟だ。サウナの一段一段がゆったりと広く,胡坐を書いて瞑想できる。暗い海に,溶けているようだ。オートロウリュの蒸気がなんとも心地よい。
すぐそこにあるのはカタツムリの殻のような螺旋を描く水風呂。回転する水流が体を急激に冷やす。外気浴は外に吹く風と遊園地の微かな活気を感じながら安らげる。
次にオールドログ。なるほど,高温サウナと銘打っているだけあって,熱い。Spaと洒落ているのに,ここは本気だ。
そしてコメア。セルフロウリュができるサウナ小屋で外気浴スペースにある森の休息所。不思議な一体感を感じる。

ヴィルデンシュタインで行われるロウリュサービスを受けるためには館内着を受け取る受付で予約を行う必要がある。受け取った番号は1。最初に席を選べるということか。何という幸運。ロウリュサービスは最先端の派手なものを期待していたが団扇で仰ぐ形式に少し肩を落とす。可もなく不可もなく,無難なサービスだ。どうやら私は,風神に出会えなかったようだ。

もう一度行きたいかと聞かれれば,私はNOと答えるだろう。私のような貧乏人は料金が気にかかってしまうのだ。サウナ以外のスパにもお金を投じることのできる人物ならば,十二分にこの施設を楽しめるのではないだろうか。
恥ずかしながら,サ道のロケ地だったことを数か月後に知った。あらかじめ知っていたらもっともっと楽しめただろうに…
視聴後の訪問を強く,強く勧める。

しぶゆ~さんの東京ドーム天然温泉 Spa LaQua(スパ ラクーア)のサ活写真
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