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【閉店】漢方薬湯旭川健康ランド

温浴施設 - 北海道旭川市

快特ういんでぃー

2020.11.21

4回目の訪問

｢あさけん｣有終の美を飾るべく招かれたのは、今をときめく熱波師(アウフギーサー)、五塔熱子さんとエレガント渡会さん。
渡会さんの熱波を受ける希望は叶わなかったが、関東からやってくる熱子さんのアウフグースをしかと見届けるべく、旭川へ向かう。
フロントでチェックインするや否や、そこに午後３時７分枠(女性サウナ室)を終えたばかりの熱子さんと社長が！これからに向けて挨拶を済ませ、時間近くに男性サウナ室へ。
今回はサウナ室回と岩盤浴室回の２枠参加権をいただいた。ロウリュの点て方が違う２つで扇ぎはどう変わるか… 社長のご厚意に感謝。

①１７時･サウナ室
タオルマスクでコロナ対策を取った後、ポータブルで焼けたサウナストーンが運ばれる。ここに熱子さんは大やかんでほうじ茶をかけてタオルをさばく。自然の香ばしい蒸気を満遍なく循環させ、ＢＧＭのリズムに合わせてタオルを振り上げそして下ろす技は実に華麗。その曲は松山千春｢君を忘れない｣。
すると急遽、全員をサ室から出し、３分ほどクールダウンした後再入室させるという展開になった。
２セット目は白樺アロマ水をかけてロウリュを循環。不思議なことに先ほどのほうじ茶と混ざった感がなく、完全に別のアロマを感じているようだった。ＢＧＭは中島みゆき｢麦の歌｣。
…ここに隠れたストーリーがあることにお気づきだろうか。ＢＧＭの作者は二人とも北海道出身。歌詞も相まって、改装したばかりなのにまもなく閉館する北のサウナへの無念の思いがしっかりと感じられた。
アウフグース後はミントの効いた水風呂と露天風呂でクールダウン。そこに熱子さんはタオルでクールスイング。実に気持ちが良い。

②２１時･岩盤浴室
室温５２度。中央に立つikiストーブに白樺ヴィヒタ水をかけ、３段階に分けて撹拌。座っている足元に蒸気がだんだんと下りてくるのがわかる。ＢＧＭは穏やかなものに始まり、次第にラテン系のハイテンポなものへ。リズムに合わせた扇ぎを重ねると、白樺の香りなのにここはもうすっかり南の楽園。冷却室では熱子さんからもクールスイングをもらい、さらなるサウナ談義も。

岩盤浴でもうひと汗かき、漢方薬湯にも浸かった後、今夜はここにステイ。リクライニングで横になりながらこの文を書いているとすっかり…zzz 続きは明日また。