井筒湯
銭湯 - 京都府 京都市
銭湯 - 京都府 京都市
丸太町通り近辺の銭湯は3日連続にして3軒目、
初訪問の中京区弁財天町の銭湯 井筒湯です。
脱衣場と浴室はまさに昭和半ばそのままの、
いかにも京都らしい間取りの銭湯です。
仕切り壁に沿った主浴槽は深風呂を中央に、
ジェット付きの浅風呂と電気風呂が左右にあり、
戸口の脇には水風呂、突き当たりには薬風呂が
あります。
この薬風呂は、本来人間洗濯器であったもの
ですが、ブロワーの故障のため男湯のほうは
残念ながら修理も叶わず、女風呂のみの稼働と
なります。
名物のサウナは、京都一の熱さとの呼び声が高い
激熱仕様です。
床にはフェルトのマット、雛壇にはふかふかの
絨毯が敷かれているため多少は熱さを和らげる
向きもあるようですが、電気ストーブ式としては
トップクラスであることに間違いないでしょう。
恐ろしいことに、木張りの壁は焦げを通り越して
炭化している節もあるので、熱さのほどは推して
測るべしというものです。
水風呂はやや高めの水温にして、水質の軟らかさが
この上ない冷感をもたらします。
言うなれば、浸かれば涼しくそよげば更に引き立つ
冷たさと。
陶器製のライオンから注がれる水の程よい量と勢いが
水槽に微かな波紋を起こし、絶妙な冷感を生み出して
いるように感じました。
サウナは5分を3回、水風呂を各1分ずつとして
温冷交互浴をふんだんに盛り込み、湯上がりには
ハタ鉱泉の瓶入りひやしあめをいただきました。
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