堤柳泉(ていりゅうせん)
銭湯 - 東京都 台東区
もうすぐサウナ室に手が入るらしい。
その前に『今の堤柳泉』を感じておこう。
しっかりと洗体を済ませて、まずは主浴槽。
全ての浴槽が天然浅草温泉のこの銭湯はとにかくお湯が気持ちいい。
鉱泉のシャキッとした肌心地に身を委ねて、ノンビリとした時間を過ごしてからサウナ室へ。
しっかりあつい遠赤ガスヒーターに灼かれながら、ラジオの音声を聴き流す。そう、聴き流す。聴いてるのか聴いてないのかわからない程度に聴き流しながら、しっかりと汗を出していく。
そして天然鉱泉の水風呂へ。
はぁ、、、気持ちいい。
水温計はかなり上がってるけど、体感としては20℃を少しオーバーする程度か。
(あとで店主氏に聞いたらセンサーの配置都合で実際の温度より高い表示になってるけど、実際には20〜22℃くらい…らしい)
最近の多くのお店に比べると『もう少し冷たくても…』という人たちも多そうな温度だけど、、、これでイイ！いや、これがイイ！！
しばらく浸かっていられる水温だからこそ、この鉱泉の気持ち良さを満喫出来る。
それでも自身の体感は無視して水温計だけを過信して『ぬる過ぎる！』『20℃オーバーの水風呂はダメ』とか言う人がいるのが残念。
こんな気持ちいい体感の水風呂って、そんなに多くないぞ！と改めて思えた気持ち良さ。
半個室風になってる、もやの湯とその向かいの花香泉にも浸かりながら、天然温泉なのに複数の入浴剤も使っちゃうあたりに面白さを感じる。
そしてここのお風呂の中でも大好きな、奥の露天じゃ無いけど露天っぽい岩風呂の薬湯に移る。
気持ちいい。ホント気持ちいい。
生薬由来の成分とここの泉質の相性なんだろうか？他で入る同じ薬湯よりも浸かり心地が良く感じて、大好きなお湯。
さて、２セット目にしてラストのサウナ室へ。
この薬湯に浸かってからのサウナは効く！熱の入り方がまるで違う。
だから２セット目だけどラスト。
もうお腹いっぱい(笑
どばどばと溢れ出る汗を掛け湯で流したら、快楽の鉱泉にじっくりと浸かってクールダウン。
はぁ、、あぁ、、、気持ちいい。
この先、手が入るサウナ室がどんな感じに仕上がるのか？めちゃ楽しみ。
この土地柄や常連さんの顔を見る限り、出来ればあまりイマドキのサウナには振らず、質実剛健な銭湯スタンダードを貫きながらも居心地がいいサウナ室になって欲しいな。
そんなサウナからのあの冷鉱泉。。。想像しただけでドンブリ飯が３杯はイケちゃう。
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