梅の湯
銭湯 - 東京都 調布市
とにかく陸の孤島で、友人が住んでいなかったら来なかったであろう、ここは孤島のオアシスでこんな辺鄙なところに引っ越した友人に感謝しかない。
吉祥寺からバスで30分バス停から10分で梅の湯に到着。少し歩けば駅がある都会に住んでいると、この程度のことがすごくおっくうに感じる。
梅の湯商店街なんて看板を目にするがあるのは銭湯と業務スーパーだけ。かつては隆盛を誇っていたに違いないその場所には空き店舗が並び冷たい風が吹いている。
券売機でサウナ券を買って浴室へ、ここはとにかく広くてゆったりした作りです。
都心の隙間なく詰め込みましたみたいな銭湯とは違い全体的に余裕のある作りをしている。
ジェットバス、歩行ジョット、檜風呂、露天風呂、変わり湯（今日はゆず湯）バラエティ豊かなお風呂を楽しむことができる。
サウナ室も広くて座席は3段ある。
最上段は天井に近くて温められた熱をたっぷりといただくことができてる。
テレビを見たい人は下段に座るのもいいだろう。カズレーザーが自衛隊の衛生兵を紹介している。なるほど知らないことが多くて勉強になる。
サウナ上がりに座れるところはいくつかあって、檜風呂の縁と露天風呂の石のイスに座った。
露天風呂のコンディションがとにかく良くて座って月を見ていると吸い込まれそうな感覚に陥る。
文句なく素晴らしいクオリティでサウナインフルエンサー的な人がポロリと言ってちょっとしたブームが訪れてもいいくらいには素晴らしい銭湯だと思う。
なにか問題があるとすれば場所が悪いくらいのことで、いや、これが最大の欠点なのだけど、なにかのついでになることがすごく大事でお風呂に入ってうまい飯を喰らう。人間に残された最後のフロンティア。
なんのついでにもならないけれどオススメです。
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