HOTTERS24西宮上ケ原店
温浴施設 - 兵庫県 西宮市
【魔女の祝福 その後】
（前回のあらすじ）
西宮のサウナに次々と祝福を与えた
１２人の魔女。
しかし、仲間外れにされた
もうひとりの魔女は自販機の飲み物が
全てドクターペッパーになる祝福を
与えたのだった。
王様はサウナに入るのが大好き。
今日も執事を連れてほったーずに
やってきました。
「しかし、魔女の祝福とは言うが、そもそも
ドクターペッパーとはどんな味なんじゃ？」
「…お飲みになったことがございませんでしたか。
２０種類以上のフレーバーが素晴らしい
ハーモニーを奏でる極上の味でございます」
「そう言われてもピンと来ぬな。
もうよい。さがれ」
「はは…」
執事が思いつめた顔をして出ていくと
王様はドアを開けてサウナ室の中に入ります。
「おお、100℃あるではないか。石も乾いておる。
早速ロウリュをしようかの」
王様が水をかけるとたちまち蒸気が個室内に
広がって体感温度が一気に上昇します。
「ホホ、これこれ。気持ちいいのう。
さすが、ほったーずじゃ」
石が乾く度にロウリュを繰り返し
汗だくになった王様はついに
我慢できなくなって
今度はサウナ室を出て
シャワーを浴びます。
「くうう、この冷たい水と激しい水流が
たまらんのう！首筋に水を当てると
いいかんじじゃ！」
更に冷凍室で強風を浴びたら
とてもいい気持ちになり
今度はデッキチェアで横になりました。
「誰か、ある！」
「はは！」
王様が呼ぶと執事が現れ
ほったーずのウォーターボトルを
手渡しました。
いつものことなのでしょう
迷わず王様が口をつけると…
「！！
なんじゃ、これは！
泡が！シュワシュワが！
一気に喉の奥を洗うではでないか！
そしてこの味！
チェリー！バニラ！ジンジャー！レモン！
複雑に味がからみあっているのに
この不思議な統一感！
うまい、うまいぞ！
ん、ん、ん、プハア！
なんだこれは！！？」
「ドクターペッパーにてございます」
「よし、今日から自販機の飲料は横一列
ドクターペッパーじゃ！
決して切らすでないぞ！！」
…そんなことがあったせいで（註：ありません）
また自販機のドクターペッパーが増殖しました。
元々２本だったのが今や１０本になってます。
もう誰にも止められませんｗｗｗ
（無断撮影禁止なので今日も写真は以前許可を
頂いたものを修正したイメージ図です）
男
-
110℃
-
5℃,-5℃
2
76
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