多摩境天然温泉 森乃彩
温浴施設 - 東京都 町田市
温浴施設 - 東京都 町田市
自宅からアクセスが良くないためなかなか行けなかったこちら。
本日は近くまで来る用事があり、このチャンスを逃してはならぬと意気込んで行ってまいりました。
タオルセットをお願いしたところ、小さい方のタオルは持ち帰れるタイプのものでした。
この手のタオルは後から見てその施設を思い出したりするので良いものです。
竜泉寺のタオルも自宅に各種取り揃えていますが、草加店のものだけは問屋ですか?というほどの在庫量です。
ところで、私が思うにサウナできちんと蒸される工程は揚げ物と同じなのです。
そこそこ厚さのある食材を揚げる場合、いきなり高い温度に入れたら芯に火が通る前に焦げてしまいます。
低温でゆっくり熱を通し、最後に高温にしてカラリと仕上げるのです。
サウナも同じで、私のような小心者がいきなり高温に入ると芯まで温まる前に脱落してしまいます。
手間を惜しまず丁寧に時間をかけることが大切です。
話は大幅に外れましたが、こちらの施設のお話に戻ります。
サウナ室は強烈な爆風が吹き荒れる特色があるという予備知識時はありました。
ヘタレであるが故、このようなタイプの場合すぐに敗北してしまうことは経験上わかっています。
恐る恐る足を踏み入れてみましたが、非常に熱々という感じではありませんでした。
おそらく爆風からしばらく時間が経っていたからでしょう。
まずは中段あたりでじっくり下蒸しです。
その間に爆風を直接浴びない逃げ場があるか確認します。
そうこうしている間に始まるオートロウリュ。
早速席を移動しましたが、かなり長いロウリュなので下段でもすでになかなかの熱さです。
ロウリュが止まり一瞬の静けさの後、爆風が始まりました。
手先と足先を隠し、体を低くできるだけコンパクトに折りたたみます。
唯一どうにもならない背中にものすごい熱が突き刺さります。
心が折れそうになりながらも耐える私。
これまたなかなか終わらない暴れ狂う熱波。
もはやこれまでかと心が折れそうになったところで暴風は終わりを迎えました。
そして私は全ての工程を耐え忍んだので、カラッと揚がった揚げ物と同様に芯まで熱が通った仕上がりとなりました。
こちらの施設、やはり素晴らしい。
暴れん坊サウナから一気に人が出ても入れそうな冷たく広い水風呂。
露天風呂の周囲に設置されたアディロンダックチェアに座ると、紅葉と青い空が広がります。
行くタイミングを見つけるのが難しい距離ですが、たまにはのんびり電車に揺られて訪れたい素敵な施設でした。
女
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