中国割烹旅館 掬水亭 狭山の茶湯
ホテル・旅館 - 埼玉県 所沢市
ホテル・旅館 - 埼玉県 所沢市
所沢での用事を済ませ、ふと思い出す、西武線の広告にあった、狭山の茶湯リニューアルの文字。どうやらサウナ施設が変わったとの一文がある。
折角だしいっちょ行ってみるか。野球観戦でしか利用しない(狭山スキー場はクルマ)西武球場前の一つ先、西武園ゆうえんちで下車。その駅の頭上にあるのが掬水亭だ。上はホテル、下には宿泊者向けの大浴場。昼間はランチ営業のお客向けに日帰り入浴をしている。温泉ではないが狭山茶を定期的に入れに来て、浴室に入ると緑茶の香りが広がる。
さて、リニューアルしたサウナとやらはいかほどか。外観での特徴は前に来たときと変わらない。入れば違いが見えてくる。レンガ調のサウナ室が木の板を使った最近流行りの明るいサウナに変貌。サウナストーンも普通のサイズが一つドンと置いてあったのが小さなストーンが連続して3つ並んでいる。最大の特徴はそのストーンの前のベンチに直置してあるロウリュだ。セルフロウリュにパワーアップしている。
傍にはロウリュの注意書きとロウリュタイミングの目安となる砂時計(15分計)がある。温度は90℃。ロウリュならではの湿度で前よりも熱く感じるか。ロウリュするアロマ水はホワイトフォレストの香り。わからん。アロマ水おいてあるあたりやる気はまぁ感じなくもない。
明るいサウナ室でゆったりとしたひと時を過ごす。所沢の奥っちょにあるので人も少なく明らかに地元の人だけだろう。自分のタイミングを測りやすい。
水風呂…はない。正直サウナリニューアルする前に水風呂を新設してほしかった。申し訳程度のシャワースペースの一角にレインシャワーがある。違う、そうじゃない。
リニューアル前は外気浴のスペースなんて存在しなかったが今回新設されたようでチェアが3つ設置されている。元々は確か木々があったような気がしたが。なにもない所に付け加えたので一度露天風呂の浴槽を経由してチェアに向かう必要があり、かけ湯は必須ということになっている。それ書いてなかったけど。
限り有る費用で如何に作り変えることが出来るかという努力を見出すことが出来るサウナ。しかし、我々が一番欲しかったのはロウリュでも外気浴チェアでもない。ただ水風呂が欲しかった。それがとても脳裏に焼き付いている。
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