つるが丘温泉
銭湯 - 大阪府 大阪市
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【イーハトーブ】〜かごんま〜
最近、銭湯にハマり気味の嫁さん連れて湯ーつるへ。
途中、自転車おばあさんに話しかけられる。
「あの○○にはどう行ったらいい?私、鹿児島から来て分からんよーになって」との事。
すぐ近くだったので、連れて行ってあげると、ちょうど娘さんが自転車で戻ってきた。
心配であちこち探したんだろうか、二人に激しくお礼を言われ、満月にそぞろ歩く回り道。
向かうは湯ーつる…
あれま、結構人が居てそう。
とは言え、サウナが満員になる事は無い。
バスタオルを巻かないマナー者もいつつ、今日は無視してじっくりとやらせてもらう…
湯ーつるは横長でベンチも長く、それはまるで列車のよう。
薄暗い車内にラジオが喧騒のように響く…
鹿児島からきたおばあちゃん、自転車のカゴには食材をたくさん買っていた。
きっと仕事に出た娘家族に何か作ってあげようと思ったんだろう。
返って迷惑かけてごめんねと謝るおばあちゃんに「あれだけ出かけたらダメって言ったやん!」と怒る娘さんも心底心配したから出た言葉。
人が今生きている世界を現実にするのも、桃源郷にするのもその人の想いによるもの。
イーハトーブに向かう列車の中、カムパネルラに語るよう、今日の出来事を振り返った。
10日の満月が光る、嫁さんと帰る秋空。
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