Sompasauna
温浴施設 -
温浴施設 -
出張最終日、夕方のフライトまで時間があるので、ホテルの朝サウナ代わりに、地元の人たちによる共同運営サウナのこちらへ。市営交通のアプリ「HSL」でSompasaunaで検索すると、現在地からの交通手段(徒歩含む)が出ます。わたしはトラムとバスを乗り継いで。
DIYサウナ、誰もいなかったら火入れを自分でやるのかなあ、自信ないなあ……と思いつつ、9時半くらいに着いたら、すでに地元のお兄さんが小屋を温めていた。「もういいよ!」と(たぶん)声をかけてくれたので、さっそく水着に着替えてご相伴にあずかる。
サウナ小屋は4つ(かな?)。最初に小さめの小屋に入ったら、小屋のサイズに見合わないデカいストーブ(軽自動車にスポーツカーのエンジン並み…)、かつ地元のおっちゃんがロウリュ連打をキメてくるのでアチい。容赦なく蒸されてヘロヘロ。
外に出ればバルト海。16-17℃くらいで気持ちいい!海だけど全然塩辛くない、ベタつかない。青空の下、爽やかな風の中で外気浴。あー最高オブ最高。
一番大きな小屋はIKIの大きなストーブ、小屋のサイズとちょうどいいバランスかも。蒸されながら地元のお兄さんとカタコト英語で話したところ、近くに水道が引かれてないので、ロウリュ用の水は兄さんたちがタンクで運んできているらしい。あと、兄さんはサウナを出た後で焚き木を切ったりしてた。おお、住民自治空間、すばらしい。特にお手伝いはできなかったけど、ありがとう。すばらしいサウナ体験でした。
・持っていくべき物:飲み物(水)、サンダル、タオル
…周囲に店はないので飲み物は必携! 丸い砂利は敷き詰めてあるけど、素足だとやや痛い。吹きっさらしなので季節によってはバスローブなども。熱いサ室は尻に敷くタオルかシートなども。
・水着はあってもなくても構わない(「ヌードも歓迎、水着も歓迎」と貼り紙あり)。とはいえ混浴なので、みんな水着を着ていた。まあケースバイケースでタオルを巻くなり気遣いを。
・木製の小さなロッカーあり、自分で南京錠を持っていけばカギがかけられる。まあ人が少ない時間帯ならばそんなに警戒せずとも大丈夫では。
・注意点:「ここはみんなでサウナを楽しむ場所。パーティやバーベキューはよそでやってね!」と注意書きにあるとおり。おしゃべりは楽しみつつ、羽目を外しすぎないようにしたい。きれいに使う、ゴミは持ち帰る、お互いに譲り合って楽しむ、という常識的なマインドですね。
参考図書:こばやし あやな さん著「公衆サウナの国フィンランド: 街と人をあたためる、古くて新しいサードプレイス」に、この共同運営サウナの背景が詳しく書かれていておすすめです。
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