ひろさ

2020.07.05

1回目の訪問

そうだ、栄湯があったじゃないか、笹塚はマルシンだけじゃない、かつて読んだ「ちゃっかり温泉(久住昌之著)」を思い出し、訪ねてみた。

本に書かれていた騒々しさは感じず、仕事終わりのサウナを楽しむこと2セット目、それは起こった。

マッタリとした脳内に、教会ミュージックというかエンヤっぽい癒しソングが流れ込み、やがてサ室を包み込む。

お仕事お疲れさま。
ああ、ありがとう、バトラッシュ。お前も疲れただろ。僕も疲れたよ。なんだかとっても眠いんだ・・・。
・・・。
・・・。
・・・やばい、天に召されかけた。

水風呂と、ある男性のシブい刺青によって目が覚め、現実に引き戻される。

3、4セット目はアップテンポな曲で、地に足ついたままのサ活となった。

そう言えば、あの本で久住さんはサウナをスルーしていたんだったな。騒々しさとは真逆のサウナ体験、これはこれで味わい深かった。

そして帰り道、都内における俺のアントワープ聖母大聖堂はここ!と勝手に心に決めたのだった。

ひろささんの渋谷笹塚温泉 栄湯のサ活写真
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