春日井温泉
銭湯 - 愛知県 春日井市
銭湯 - 愛知県 春日井市
我が地元愛知が誇る至宝、春日井温泉。
同じく愛知の聖地ウェルビーが『テーマパーク』なら、
春日井温泉は『ゲームセンター』だ。
それぞれに良さがあるが、通い詰めてしまうのはどうしたってゲームセンターだ。
愛知には他県住みサウナーが羨むウェルビーがあるが、地元民としては2000円超えの料金を払うのは通うのにいささかハードルが高い。
その点、この春日井温泉は我ら庶民に嬉しい価格設定と親しみやすさだ。
サウナ室内は思ったよりも広く、収納人数は15人程度だろうか。
室内にはテレビと温度計と時計以外はなく、オーソドックス。
温度計は85℃を指しているが体感はあきらかに100℃超え。息苦しさを感じるほどの高温多湿に、体からは玉のように汗が吹き出る。
ここは10分以上は身体に毒かもしれない。
じっくり蒸された我らのご褒美、水風呂だ。
小さな湯船で『水風呂』と『冷水』の2種。
水風呂は2人、冷水は1人が限界だろう。
飲める水質の地下水がドバドバと掛け流されており、まさにサウナー垂涎。
サウナから逃げてきた水風呂難民が矢継ぎ早に来るため小さい湯船に長居は禁物。
気前よく場所を明け渡そう
『水風呂』は、
水温19℃前後でずっと入っていられる羊水感。
水風呂難民が逃げて来るまでいつまでも入っていられる。
反面、
『冷水風呂』は様相が一変。
15℃前後でパキッとした温度。身を沈めるのに覚悟がいる。
噴水の金属管は結露しておりキンキンぶりが分かる。
覚悟を決めて湯船に体を沈めると冷えてるのに、優しさを感じるまろやかな水質の良さを感じる。
キンキンに冷えた体を引きずり、外気浴と洒落込むために露天風呂スペースの扉を開くと、ここは椅子もなければ寝転がりスペースもなし。
仕方がないので露天風呂の湯船の縁に腰かけるスタイル。
土日夜はサウナ利用者が多く、露天風呂に入っていたひとは湯船の縁に続々と人が座るため、鯉よりもおっさんのケツしか見えない地獄絵図に急いで内湯へ逃げてしまった。念。
少なからぬ犠牲者が出たが、外気浴でじっくりと別世界へ逝こう。
素晴らしいサウナ、ごちそう様でした。
要望として、外気浴スペース枯渇問題があるため小さな丸椅子を4つほど設置してはいかがだろう。
余談
サ活を済ませ、番台前のベンチに腰掛けていると番台のオネェさまと地元の方の掛け合いが響き、なんとも気持ちがいい。
ポカリを飲みながら是非耳を澄ませてみるのも乙だろう。
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