2020.12.10 登録
[ 岐阜県 ]
かなり前に行ったことがあった施設。
しかしそのときはサウナ興味がなかったので5年ぶりに訪問。
サウナ室はとても広く、サウナ待ちすることはないだろう。温度も温度高めの結構ストロング系で湿度は無くどちらかというとカラッとしている印象で、3分も入っていれば汗が吹き出てくる。
サウナ室からすぐに水風呂もあり、5人ほどが入れる。おそらく循環だろうが、カルキ臭さはなく良い水風呂。
休憩スペースは室内にいくつかの椅子と、
外気浴スペースがたくさん設けられており、インフィニティチェアやととのい椅子など多種多様。
また階段を降りた開けた通路にも椅子が配置されており、整い場所は選びたい放題である。
また施設自体が丘の上にあり、空が広く空気が美味しい。春〜夏頃の外気浴は最高であろう。
とても気持ちが良い。
正直なところ、車で20分程のほど近いよりみち温泉温泉と比較しても、サウナという部分にフォーカスしたらこちらのほうがストレスなくととのえると感じる。
あちらはととのい椅子も少なく、アウトレット近くという場所柄から人も多く、ととのうにはあまりに雑音が多い。なによりこちらのほうが料金が安い。
岩盤浴などはないが、施設全体がとても清潔。
かなりレベルの高い施設だと改めて気付かされた。
おすすめである。
[ 愛知県 ]
「人間がビールのプールに入るとどうなるか知りたくないですか?」
後輩のサウナーがキャナルを薦めてきたときそう言っていた。なんでもそこには世にも奇妙な水風呂があるとか。
なれば、と訪れてみるとまずはその施設の派手さ……。
ともすればバブル感の漂う悪趣味さに度肝を抜かれるも、70くらいのおじいさまがソロで脇を通っていったのでラブホテルではなさそう。
岩盤浴と浴場は別料金。
服を脱ぎ一通り浴場の施設を見て回るとどれも非常にきれい。そしてどれも派手派手。
つぼ湯なんか七色に光ってるし。
客層はとにかく若者が多い。
部活帰りか、大学のサークル終わりか。
ホームサウナの春日井温泉ではなかなか見られない光景だ。
さて、サウナ室だが、フィンランドサウナと塩サウナがある。
フィンランドサウナは
収容人数は20名ほどの広い室内。窓があり露天風呂の様子が見え開放的。
5〜6段のひな壇式で雑魚寝スペースもあり座席の選択肢が多く良し。温度は80〜90℃。
しばらく入っているとオートロウリュが起動し、多量の水がサウナ石に落ちてくると、途端に室内を凶暴な熱波が襲う。ジトッとした汗から一気に玉のような汗が吹き出してくる。急に熱波が来るので心構えを。
塩サウナは50度ほどの部屋で塩を体に塗り込むタイプ。調子に乗って顔につけたら目に染みて痛かった。
水風呂は2種類あり、壺の水風呂と強炭酸水風呂。
壺水風呂は20℃ほどの壺が1つ、15℃ほどの壺が2つあるため嬉しい悩みだ。
とはいえ壺は3つしかないため、長居は禁物。
サウナ紳士なので譲り合おう。
さて、名物設備、強炭酸水水風呂。
湯船は4人ほどが入れる大きさ。
温度は18℃ほど。
入るとまず痛さを感じた。炭酸が強烈過ぎて、臀部にチクチクとした痛みを感じるほど強烈な炭酸濃度。慣れてくるとこれが不思議と目が覚めるような気持ちよさ。ビールに体を突っ込むとこうなるわけか。おびただしい量の泡が全身につくのでそのさまを眺めるのもなかなか楽しい。
ととのいいスペースも多くで、ベンチ、イス、寝転がりスペースなど豊富に用意されている。
【総評】
キャナルはイイぞ。
楽しさの質はウェルビーと似ており、アトラクション感があり五感で楽しむサウナ体験として面白い。値段もウェルビーより安いし。
個人的には平日に行くのをおすすめしよう。
休日は若者が煩そうだしね……。
[ 愛知県 ]
「長久手に温泉なんかあったの?」
それが長年の地元民の衝撃。
まさか温泉不毛の地といわれた愛知…。
それも聞くところによるとかけ流し温泉とは。
ここ長久手市は2005年愛・地球博(日本国際博覧会)が開催されたことを皮切りに、都市部へのベッドタウンとして最近都市開発が積極的にされており、全国でも住人の平均年齢が38歳前後と若者の移住が多いという。
平日の夕方に行ってみたのだが、客層を眺めるとご老人が多い。
おそらく土日だと若者が多く来るのだろう。
漫画コーナーの広大さや充実ぶりから学生の溜まり場になっているのは容易に想像できる。
施設には浴場と岩盤浴があり、岩盤浴は別料金。
男湯と女湯はたびたび入れ替えており男湯は1階か2階かは行ってみないとわからない。私が行ったときは1階だった。
サウナ室の間取りなどは同じ。
サウナ室は3段の雛段となっており、こういう情勢ということでサウナマットを間引いており、20名ほど入れる広さのサウナ室を12名ほどで回している。
室温は80℃~90℃ほどで、当然3段目は高温になる。
2段目のサウナストーブ付近も中々の熱波。
湿度自体は低めでカラッとしておりしばらくすると玉のような汗が出てくる。
入っていると垂れ流されているNHKのTV音声は遠くに聞こえるようになり自分との戦いになる。私は10分でギブアップ。
水風呂は15℃~17℃前後とキンキンといってもいいくらいには冷えている。
浴槽は2~3人でいっぱいだろうか。
この水が循環ろ過水のようで、出た後外気浴をしていると、体から滴り落ちる水からはカルキや消毒薬品の匂いがかすかにするため、気分は萎える。
外気浴する場合は水風呂から出た後サウナ横のシャワーを浴びることを推奨。
ととのいスペースは豊富で、屋内や屋外にもベンチやイスが多数用意されている。
水風呂から出てととのいスペース難民になるのはなんとも切ない気持ちになるので、ここは非常にいい。
また、源泉かけ流し湯船や、非常に泡付きの良い強炭酸湯舟など、温泉好きの私も非常に満足できた。
とりわけ、強炭酸湯舟は温度が37℃前後とぬるめで、長く入っていられるためお気に入りだ。
【総評】
全体的に見て、サウナーとして特別な設備があるわけでもないし、わざわざ県外から来るほどの魅力はないが、地元の私がこれからも通いたいと思わせる安心できる清潔な良いサウナ施設だ。
余談だが、2Fの漫画コーナーが品揃えがヘタな満喫並みに充実しているため、なかなか楽しませてくれる。
[ 愛知県 ]
県外の人間に名古屋の魅力を言えと言われると地元民の私はいつも困る。
名古屋城?マウンテン?水族館?大須商店街?トヨタ博物館?
パッと思いつくが、どこも胸を張って案内ができる施設は多くはない。
そんなとき、その人がもしもサウナーということなら。
私は途端に目を輝かせ、ここに連れていくだろう。
ウェルビー栄へ。
今日も関東から来た友人に大須を案内し、行くところに迷った挙句、ここへ連れてきたのだった。
ここはとにかくサウナーのかゆいところに手が届く。
タオルやサウナパッドは10分に1回くらいはスタッフが回収と補充に現れ、枯渇しているところを見たことがない。
キンキンに冷えた麦茶もおしぼりも(!?)ある。
サウナ室は2つのサウナがある。
一つは高温サウナ、二つ目はフィンランドサウナ。
高温サウナは80℃くらいで、ココのメインとなる。
収容人数は20名ほどで、寝転がれるスペースもある。
1時間に1回ロウリュタイムがあり、熱波師による熟練のタオル裁きを堪能できる。
フィンランドサウナは60~70℃ほどで高い湿度でじっとりとした汗がでる。
セルフロウリュなので、周りのお客さんに配慮してジャージャー入れて室温を上げていこう。
また、ヴィヒタもあるのでこれまた周りのお客さんにしずくが飛ばないように配慮しながら叩こう。
サウナ初心者の友人に予告なしで叩いたらすごくビックリしていたのでイイサプライズになるだろう。
水風呂はなんと3種類ある。
冷水風呂は温度17℃ほどで冷たすぎない良い塩梅。
温水風呂は25℃ほどのぬるく広めな水風呂。浴槽内にイスと寝転がりイスがある光景は異質だが、これがすごく気持ちいい。
サウナ初心者の友人はここに好んで入っていた。
そして最後は室温0℃の氷風呂。
実に頭のおかしい(ホメ言葉)ウェルビーの名物設備。
つらら出てるし。
ここは本当に体に悪いため、足だけ浸かってすぐに出る。
ほかのお客さんも同様で、凍えて飛び出してくる様は実に愉快。
ととのいスペースも数多く用意されており、場所には困らないだろう。
友人は初サウナでととのい、椅子で20分ほど全裸で爆睡していた。
じっくり蒸され、
多種多様な水風呂で冷まし、
豊富なとのいスペースで逝く。
なんとも贅沢ではないだろうか。
サウナーにとってウェルビーはどのテーマパークよりも確かにテーマパークなのだ。
サウナーはぜひ1度訪れ、『名古屋にはウェルビー有り!』と声を大にして宣伝をしてほしい。
[ 愛知県 ]
我が地元愛知が誇る至宝、春日井温泉。
同じく愛知の聖地ウェルビーが『テーマパーク』なら、
春日井温泉は『ゲームセンター』だ。
それぞれに良さがあるが、通い詰めてしまうのはどうしたってゲームセンターだ。
愛知には他県住みサウナーが羨むウェルビーがあるが、地元民としては2000円超えの料金を払うのは通うのにいささかハードルが高い。
その点、この春日井温泉は我ら庶民に嬉しい価格設定と親しみやすさだ。
サウナ室内は思ったよりも広く、収納人数は15人程度だろうか。
室内にはテレビと温度計と時計以外はなく、オーソドックス。
温度計は85℃を指しているが体感はあきらかに100℃超え。息苦しさを感じるほどの高温多湿に、体からは玉のように汗が吹き出る。
ここは10分以上は身体に毒かもしれない。
じっくり蒸された我らのご褒美、水風呂だ。
小さな湯船で『水風呂』と『冷水』の2種。
水風呂は2人、冷水は1人が限界だろう。
飲める水質の地下水がドバドバと掛け流されており、まさにサウナー垂涎。
サウナから逃げてきた水風呂難民が矢継ぎ早に来るため小さい湯船に長居は禁物。
気前よく場所を明け渡そう
『水風呂』は、
水温19℃前後でずっと入っていられる羊水感。
水風呂難民が逃げて来るまでいつまでも入っていられる。
反面、
『冷水風呂』は様相が一変。
15℃前後でパキッとした温度。身を沈めるのに覚悟がいる。
噴水の金属管は結露しておりキンキンぶりが分かる。
覚悟を決めて湯船に体を沈めると冷えてるのに、優しさを感じるまろやかな水質の良さを感じる。
キンキンに冷えた体を引きずり、外気浴と洒落込むために露天風呂スペースの扉を開くと、ここは椅子もなければ寝転がりスペースもなし。
仕方がないので露天風呂の湯船の縁に腰かけるスタイル。
土日夜はサウナ利用者が多く、露天風呂に入っていたひとは湯船の縁に続々と人が座るため、鯉よりもおっさんのケツしか見えない地獄絵図に急いで内湯へ逃げてしまった。念。
少なからぬ犠牲者が出たが、外気浴でじっくりと別世界へ逝こう。
素晴らしいサウナ、ごちそう様でした。
要望として、外気浴スペース枯渇問題があるため小さな丸椅子を4つほど設置してはいかがだろう。
余談
サ活を済ませ、番台前のベンチに腰掛けていると番台のオネェさまと地元の方の掛け合いが響き、なんとも気持ちがいい。
ポカリを飲みながら是非耳を澄ませてみるのも乙だろう。