STONE

2020.12.11

1回目の訪問

今日は北へ向かう日。
この時期、札幌から高速道で北上するのは、たかだか数時間のうちに真冬に突入していくということです。熱を頂かなくてどうするんですかー。

夕方早くに出発できたら、高速ICから近い三笠の太古の湯あたりで熱を頂いていこうと思っていたのですが、なんだかんだで20時になってしまい、これらのお湯を楽しむ気持ちはみるみるしぼみ、、、あの辺は豪雪地帯ですからね。高速も通行止めになって国道が渋滞とか。雪に埋もれないとも限らない。

かといって極楽湯や花ゆづきでは、いつまでも札幌から出発できなくなってしまいそう、、、。そこでひらめいたのがサウナイキタイでも高評価のこちら!距離もホームと呼べる圏内。タイムリミットもきっぱり22時。熱を頂いたら、競馬場を通って高速道入り口にまっすぐ向かえばいい!俄然やる気が出てきまして、うきうきいそいそとクルマに乗り込んだのです。

実家のお風呂が壊れた時以来、25年ぶりの街の銭湯へのチャレンジをしつつ、外気浴まで楽しめることにドキドキしながら車を停めると、周りには高級車も散見されまして、これは期待できる!、、、と、ほどよい緊張感で入店。てきぱきと挨拶や見廻りをこなすおかみさんの声に励まされた心持ちで脱衣所ロッカーへ。

いざ浴室にお邪魔します。一席ずつ仕切りのある洗い場は、清掃が行き届き、すっきりと清潔感がある上に、シャワーが家のやつみたいに連続して水を出してくれて嬉しい!気持ちよーく体を清めたら、透明なお湯の浴槽がいくつも並ぶのを見渡し、いちばん広いお湯にIN。露天スペースをチェックしてから、お目当てのサウナへ。

砂時計は遠い壁にあり、目も悪いし、時間がはかれないので、ここからは手探りの3セットとあいなりました(サウナの中でもちゃんと時刻を知りたい!:初心者の心の叫び)。それでもよく汗が出るし、水風呂が気持ちいいし、露天風呂の休憩スペースはデザイナーズマンションかと思いましたよ!

露天風呂自体は、ただついてるだけといったふうな簡素な佇まいなのですが、ここの良いところでもあると思います。すなわち、銭湯としての徹底した機能美。館内で美味いサ飯にありつこうだの、若い娘にあかすりしてもらおうだの、温泉の風情を味わおうだの、そういった煩悩は排して、黙々とお湯、水、熱、蒸気、冷気を浴び続けることができる。

皆さん、余計なお喋りはしないのに、活気が感じられる銭湯でした。そして清々しい気持ちになれる素晴らしい銭湯と感激し、タオルを頭に巻いて北に向かったのでした。
(案の定、岩見沢と三笠の間で高速道を下ろされました。とほほ)

0
37

このサ活が気に入ったらトントゥをおくってみよう

トントゥをおくる

トントゥとは?

ログインするといいねや
コメントすることができます

すでに会員の方はこちら

サウナグッズ

アプリでサウナ探しが
もっと便利に!

サウナマップ、営業中サウナの検索など、
アプリ限定の機能が盛りだくさん!