サンム

2023.05.02

1回目の訪問

♯新規開拓/累計415施設

年の瀬にとんでもない施設が爆誕したとの噂がサウナ界を駆け巡ったのは記憶に新しい。渋谷に颯爽と現れたその施設はサウナブームの火付け役、漫画サ道の作者であるタナカカツキ氏が監修したこともあり、その人気に拍車がかかった。

これだけの注目度である。オープンから数週間経っても週末は予約争いも起こるくらいの人気ぶりであった。混雑は元々好まないので、少しばかり落ち着いたこのタイミングで初めて訪問することにした。

国道246号で隔たれた比較的静かな桜丘町エリアに悠然と佇む。外観内観ともにお洒落。ハイセンスなデザイン。WOODSとLÄMPIの二つに分かれ、男女日替わりの交代制。偶数日は男性がWOODS側。

大小タオル付で3,850円(休日料金)。2時間が基本コースだが、ラウンジでドリンク一杯でも注文すると30分無料延長となるシステム。正直言うと、高い。攻めてるなって思うけど、それだけのクオリティはある。

浴室も2フロア。サウナ5つに水風呂2つ。温浴は無く、立ちシャワーが3つのみ。入ってすぐのフロアは全室屋内。コンパクトなサイズ感だけど、シックなテイストで格好良い。一方で上階は全面屋外で開放的。木の温もりを感じる。

♯サウナ ★★★★★+★
一言で言うと、文句なし。様々なコンセプトをそれぞれが体現していて、一度で二度も三度も美味しいフルコースメニューのようなサウナ施設だと思った。

①VIHTA
→複数のヴィヒタが天井から吊るされた半個室サウナ。3名分のスペースがあり、パーソナルな空間の中、芳しい香りと共に蒸される。
②HARMAA
→グレーを基調としたオートロウリュサウナ。最奥にポコっと窪んだおひとり様専用スペースが良い感じ。
③KERO
→清潔感がありながらもしっかりとケロの歴史を感じる空間。セルフロウリュも可能で満足度高い。
④TUULI
→一番の大箱サウナ。時間帯によってはアウフも楽しめる。ライティングも絶妙で大窓からは外の様子を伺い知ることができる。
⑤ TEETÄ
→茶室をイメージ。座面が緩やかな弧を描いたサ室。個人的には一番好み。セルフロウリュもコンパクトなだけあって、存分に熱い。

♯水風呂 ★★★★★
各階に一つずつの二種類。上階は身体がスッポリと収まる深さを特長とするのに対して、下階は寝湯のような形をしているので、浅くはあるものの楽な体勢を取れる。

♯休憩 ★★★★☆
造形美すら感じる屋外の休憩エリア。複雑な形のウッドデッキとそこら中に植えられた観葉植物たちに囲まれた自然味溢れる癒しの空間。

計算し尽くされた、素晴らしい施設。

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