【閉店】ウェルビー名駅
カプセルホテル - 愛知県 名古屋市
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「脳汁、出してますか?」
去年の初夏にサウナを知って、それからというもの、ずぶずぶとすごい勢いでサウナ沼にハマっていった私ですが、
サウナが素晴らしいのはもちろんなんですが、それ以上に大事なことに気がついた。
それが「脳汁を出す」ということ。
何かにハマって半狂乱になるくらいの方が、やっぱり人生は楽しい。
思い返せばモンストに夢中だった時も、いい大人達が夜な夜なファミレスに集合して、みんなで少ない小遣いをガチャにぶち込んでる時が一番楽しかった。
人間はどんな刺激にも慣れてしまう生き物なので、どんなにハマってもいつかはそれに慣れてしまう。それは仕方がない。
だからこそ半狂乱の時こそ、なりふり構わず全力で楽しみきるべきなのだと思った。
サウナに半狂乱だった去年は、そりゃあもう楽しかった。灼熱のロウリュに極冷の水風呂、ネットで紹介記事を読むだけで脳内麻薬が出てととのいそうになる。
この感覚をみんなに共有してもらいたくて、「サウナはいいぞ!サウナに行こう!」と誰彼構わず言っていたが、それは間違っていた。
別にサウナじゃなくてもいい。恋でもゲームでもマンガでも、なんでもいいから夢中になって脳汁ドバドバ状態の人間は、見ていて楽しそうだなと心から思う。それはとても素晴らしく、得難いものなのだ。
「脳汁を出す。それが生きるということ」
という結論に至ったのは、大晦日にウェルビー名駅の暖かいガウンに包まれている瞬間だった。
みんながみんな、サウナ好きじゃなくてもいい。今サウナを食わず嫌いしている人も、いつかサウナの素晴らしさを知る時がきっと来る。それを信じてを待てばいい。
その時に「ようこそ」とウェルビーのガウンのように暖かく迎え入れるために、私は今日もサウナに行くのかもしれない。
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