【閉店】ウェルビー名駅
カプセルホテル - 愛知県 名古屋市
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水風呂は嗜好品。
ウェルビー名駅では、1人が経験者、もう1人がサウナ初体験の2人組がよく見られる。
今日も水風呂童貞の若い子が「ぐあーーーっ!!」って言いながら水風呂に身体を沈めていた。経験者の子が「後頭部まで冷やして!そのまま!動かないで!羽衣!」って言いながら入っていた。
「水風呂初めての人にはウェルビー系列の水風呂は冷たいよな〜」と、ととのい椅子から2人組のその姿を見ていたら、
自転車の練習をする親子みたいだなと思った。
自転車に乗れるようになるには、たくさん練習しなくちゃいけないように、
水風呂を最初から気持ちよく入れる人もいない。
何度もその冷たさに耐えながら、気持ちよさを覚えていく。
自転車が1度乗れるようになると、乗り方を忘れないように、
水風呂の気持ちよさを覚えると、その快感を忘れることはない。
自転車に乗れなくても生きていくことはできるが、乗れた方が便利だ。
水風呂に入れなくても生きていけるが、入れた方が人生は豊かだ。
そう。水風呂は人生を豊かにしてくれる「嗜好品」なのです。
今日、歯を食いしばって水風呂に入っていた彼が、その羽衣を自ら剥がして楽しめるくらい水風呂を「嗜める」ようになれれば、サウナの未来は明るいな…
そう思いながらキャプテンたかしは、ゆっくりと目を閉じ、ととのっていくのでした。
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