泊まれるサウナ屋さん 品川サウナ
カプセルホテル - 東京都 品川区
カプセルホテル - 東京都 品川区
なぜアウフグースに口上やアロマ、音楽を用いるのか?
例えばロンドンのシェイクスピアの舞台を思い起こして欲しい。16世紀の劇場には当然、リアルな舞台装置も大道具無く、もちろんSFXなどの合成技術無い。俳優たちはその感情を表すにはセリフで表現するか、または歌ったり踊ったすることで、その気持ちを見てる化して観客に見せる必要がある。そうした背景から生まれたのがミュージカルである。日本人には分かりにくい表現方法だが、言葉だけでは伝わらない思いを伝えようとした結果なのだ。
これはサウナもしかり。熱波師さんたちも口上の他、音楽や香りで何かを伝えようとしているのではないか?それは来店への感謝かもしれないし、自身の世界観、価値観の表現かもしれない。五感を通じた表象主義のアートなのだ。(もちろん意味の無いメッセージもあるだろう。しかしナンセンスもまたアート)
サウナで蒸され雑念滅却された心で、熱波に載った彼らのアートを全身で受け止めようではないか。
11日朝のアウフグースはコースケさん。ヒバのアロマがすばらしい。私にはアチアチサウナの中で、白神山地の静かな森が見えた。これは正にシュールレアリズム。芸術は爆発だ!なのである。
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