スパ&ホテル 舞浜ユーラシア
ホテル・旅館 - 千葉県 浦安市
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ユーラシアといえばケロサウナらしい。
ケロサウナって知ってるかい?
ケロサウナ、なんとも可愛らしい響きだ。
頭にてぬぐいを乗っけたカエルちゃんが、サウナ室で蒸されている様子を妄想すると、サ室でがニヤニヤが止まらない。
汗だらりんちょで、ニヤケ顔をしたチンポロ丸出しの中年にかける言葉はあるのか。
せめてもの救いは、ケロサ室のライティングが暗めな事であった。
まぁ、ケロの詳しい説明はおのおのYahoo!検索してもらうのが1番だと思うので、ここではあまり触れない。簡単に言えば、フィンランドとかにある古い木材だ。
少し投げやり気味だがこのまま進む。
今日は友人の中の1人について少し触れたい。フレンドオブマインというやつである。
名前はAGといい、フィンランドからやってきた男だ。10年以上前になるが、ひょんな事から私のフットサルチームに加入する事になった。
見た目はバイキングを連想させるような大男、イゴールボブチャンチンをゆるキャラにしたような、お茶目な男であった。
彼が初めて練習に参加した時、丁寧にもメンバー皆にムーミンのグミを配っていた。
そのイカツイ姿とのギャップに、皆ハート撃ち抜かれたのは想像に難くない。
また、大会の休憩時間に、ナップザックからリンゴを取り出して丸々かじっているところを見た時は、AGの1/32フィギュアを作って、テレビの横に飾っておきたいと思った程だ。
私はメンバーのキャッチコピーを勝手につけて、チームのHPに本人に無許可で載せていたのだが、AGには敬愛の気持ちを込めて『北欧の白熊』と銘打った。
彼が日本にいた期間は正確には思い出せない。数カ月あるいは数年か、今思えばサウナの本場フィンランド出身なのだから、向こうのお風呂事情なんかも聞いてみたかったと思うが、ほとんどがくだらない馬鹿話や、恋バナ、好きな映画、バラエティー番組、と高校生のようなテンションで時間を共有していたような気がする。
楽しい時間でもいつかは終わりが来るもので、AGが帰国する日が迫ってきた。
彼はもんじゃ焼きが大好きで、事あるごとに日本のウスターソースの素晴らしさを力説していた。
それならばと、送別会はお好み焼き屋。
青い目をした大男が、もんじゃの土手を几帳面に整えている姿がなんとも愛らしい。
彼が日本のウスターソース文化を愛したように、今の私はサウナに夢中である。
また、来日する事があれば『おかえり』と言って、もんじゃ食って、サウナに連れて行ってやりたい。
そして、死ぬまでには一度フィンランドに行って、湖畔のサウナでビールを呑るのが密かな夢になった。
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