カプセルホテル&サウナ ジートピア
カプセルホテル - 千葉県 船橋市
カプセルホテル - 千葉県 船橋市
ジートピア、それはジジイのユートピア。
これは昨日の話、サウナ直後に投稿するタイミングを失ってしまった。
土曜日の午後、上司を職場に残してオフィスを後にする。レッドブルは飲んでいないが、翼が生えた様な気分なのは、週末のせいだけではない。
新規開拓はまるで大人の遠足の様だ。
総武線に揺られ、東に進む。
目的の場所は船橋。
改札を出て線路沿いをテクテク行くと、ラブホテルか、◯ープランドかという様な建物が現れた。
エントランスに吸い込まれるが、丁寧な対応に期待値がグングン上がる。
初めての利用なのを察したのか、簡単な説明を付け加えてくれたが、わずか数十秒のやり取りのなかで、それを感じとる受付嬢の選球眼の高さに感心しつつタオルを受け取り入店。
人気店ゆえか、浴場は賑わっていた。
お目当ては110℃を超える高温サウナ、セルフロウリュができる低温サウナ。
どちらも発汗するには申し分ないクオリティ。
高温サウナはロッカーキーがあっちっちだし、低温サウナはロウリュで蒸し蒸しになれる。
一際異彩を放っていたのが、アカスリ場の姉さん達が鉄火場さながらに、男達の垢を落としている。客引きも強烈で、糸に絡まった獲物を手繰り寄せるような営業を展開している。
一番奥の扉を開けると外に出られるようになっているが、廃墟さながらのスペースに裸の男達が並んでいる様子は、異次元にいるような感覚であった。
ひとしきりセットを繰り返し、レストランで休憩。キンキンに冷えた生ビールでトドメをさして、見事にサウナゾンビになった。
カプセルホテル型サウナはロマンティックが止まらない。
流石、船橋の雄。コスパも良く全体的に雑だが、それを補う不思議な空気感が漂っている。
働く貴方の味方です、いつも隣にジートピア。
勝手なキャッチコピーを唱えながら、雨の船橋を駅に向かって歩くのだった。
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