地図からサウナが探せる！

軟水銭湯・月島温泉

銭湯 - 東京都中央区

中村主水セレクション

2020.11.26

1回目の訪問

サウナ：8分、10分、12分
水風呂：1分 × 3
休憩：5分 × 3
合計：3セット

一言：いい風呂の日、ということで何となく都内銭湯を探しこちらへ。着いてまず入口がわからない……！（笑）月島のあのもんじゃ屋さんの並びにあるダイエーの傍らに観音様の参道があり、そちらを入ったところにあるエレベーターでお店に入ります。レポで気になっていたのが銀のシートという謎の単語。サウナキーと一緒に渡されたのですが、要はサウナマットとして使えということらしい。ふむふむ。
浴室内はリノベ系ほど真新しくもなく、レトロ系ほどボロっちくもない中庸を行く雰囲気。温浴槽は一つという潔さ！生活の一部という空気がビシビシ伝わります。そして脱衣所から浴室内の壁という壁に貼られた注意書き。要はコロナなので注意してね、という内容が言葉を変えてそこかしこに。フォントが普通なのでパッと見は普通なのですが、にしても多いな（笑）ということでサッと温まったのでサ室へIN！
サ室内は電気が消えており、傍から見ると中止してるように見えます（笑）中は浴室から差し込む明かりのみ、テレビは消え12分計は止まり、人類滅亡を感じさせる独特な雰囲気はオンリーワン（競争相手なし）。ボナサウナなのですが室内はなかなか広く、往時は10人は入ったかという広さ。結構スパルタンな内容ですが、今日は雑念がないこともありその無とも空ともいう空間でじっくり己と向き合い汗を流します。本当は汗が吹き出す様子を見てたりしたいのですが暗いもんでこれもうわかんねえな。
お向いにある水風呂はバイブラも水流もない虚飾を排したスタイル。温度は過去のレポより上がったか16℃でした。軟水で柔らかく優しく、程よく羽衣に包まれ、剥がすのが楽しくなる温度。
さて、ととのいスペースですがこちらには露天風呂がなく、内風呂にもぶっちゃけ腰かけるスペースも少ないので脱衣所にての休憩です。うーん扇風機があるのに電源が入っていないのが惜しい。脱衣所のイス自体は6人は腰かけるほどありますがスペースの問題であまりダラっとはいかないですね。出入りもなかなかあり、サウナが2人しか使ってないとは思えない客入り。というかシルバーマンしかいないな……大田スラムを超える高齢化社会。さすが下町ですね。とは言え大田と違って歴史がある下町なので落ち着いた雰囲気です。というかベテランのベテランなのでそこまでは元気が……（笑）
3セット目は珍しく脱衣所が無人、客足も止まりたっぷりお暇を頂きます。ふぅ。物理的なものはないながらリラックスしたととのいでございました。
立地も考えるともんじゃ屋さんで引っ掛けて一っ風呂、という風にお邪魔したい銭湯です。

男