朝日湯源泉ゆいる
温浴施設 - 神奈川県 川崎市
温浴施設 - 神奈川県 川崎市
サウナ:10分 × 4
水風呂:1分 × 4
休憩:10分 × 4
合計:4セット
一言:
最近春の訪れを感じつつも、まだまだ寒い日が続く。
そんな中、今年3月、川崎に堂々とオープンした、「朝日湯源泉ゆいる」へ訪問した。
オープン前から話題性は高く、オープンが遅れたことも相まって、ハードルはかなり高くなっていた。
川崎駅からバスに乗る事10分程度で到着。
全面黒で覆われた外観は名だたる名サウナの面構えを彷彿させ、更に期待を高める。
内観は予想通り非常に清潔感有り、無駄のない動線から整然とした印象を受ける。
サウナ室に入る前から高鳴る鼓動を感じながらいざ浴場へ。
浴場の内観も黒を基調とした落ち着いた雰囲気でありつつ、ところどころ垣間見えるお洒落な作りは若いサウナーを歓迎する気概を感じる。
サウナ室は10名程度収容可能であり、上段下段の二段構造。
30分に一回はオートロウリュ、アウフグースは一日数回ある、との記載が有り、どちらも体験できる様セット間のイメージをつける。
オートロウリュでよくある「ちょろちょろとなけなしの水を垂らすもの」とは完全に一線を画した、ドバドバとシャワーが熱々にあったまった溶岩石へ注がれる。そして、あの「しきじ」にある薬草サウナで体験した様な、もはや異常とも言える蒸気が体を包み込む。そしてその瞬間、熱さに耐えきれない数名が敬意を表しながら(たぶん)退室する。
これだけのオートロウリュともなるとアウフグースはどうなっちゃうんだい、と不安と期待が高まる。
さわやかな見た目のケンモチさんが気持ちいい挨拶と共にアウフグースを開始。
さわやかな見た目とはウラハラに力強いタオルモーションと共に熱波を頂く。
アウフグースの魅力とは、熱波を全身で受けて身体を確りと温める事であるが、アウフギーサーの一生懸命な姿に心を打たれる事も一つなんだろう。
浴場の中心にある水風呂は水深150cm程度と非常に深い作りとなっており、東の湯らっくすと言っても過言ではない、と唸る間も無くLow teenに設定されたキンキンジャブジャブの水風呂に火照った体をぶち込み、手すりにしがみつきながら冷却を完了。
その後、広くは無いがインフィニティチェアが設置された外気浴スペースで休憩ができる。
改めてインフィニティチェアの偉大さを感じながら、春の暖かさとは違う少し冷たい風が肌を撫でる。
また冬に会おうね、と風が言っている気がした。
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