サウナエカシ

2024.09.14

1回目の訪問

ログハウスでできた宿泊施設。2024年は開業から30周年らしい。今回は日帰り入浴を利用。

【空間】
大浴場とサウナ室は切り離されていて、一旦外に出て露天風呂、水風呂、休憩スペースを経由してからサウナ小屋に入るスタイル。良い導線。風除室があるのも良い。

サウナ室は多い時で5〜6人ぐらい入っていたが、窮屈な感じはしなかった。面積は大体11平米ぐらいだろうか(目視による想定)。天井が低く抑えられている。横長のFIX窓で外が見えるため閉塞感がない。

ベンチの高さは上段、下段ともに400mm。上段ベンチから天井までの高さはおよそ1200mmと概ねベストな高さ(推奨値は1000〜1200mm)。下段はそこに座る人と上段に座る人の脚がくるので少し広めの700mm。

【ストーブ】
電気式:ZIEL ZL-150 (消費電力12.4kw)/METOS (たぶん)
10〜13平米程度が推奨されているのでおそらくこの機種。
ストーブ周囲に組まれているレンガと、背面のレンガタイルが蓄熱。そこからの輻射熱が感じられた。

【体感】
温度は大体77〜80度ぐらい。湿度計なし。
入って数分で腕に結露水。呼吸は苦しくないので十分な湿度があることを体感した。ロウリュすると熱気が感じられ、じわじわと下に下がってくる感じがして気持ちが良かった。
しかし、電気式でここまで湿度を高めれるのはなぜだろう。ある程度ロウリュも制限されているのだが、継続してロウリュすることで湿度をキープできるということなのか。

【フレッシュエアー】
給気と排気が見当たらず、ここが解決されると最高です。

【提案事項】
ベンチや背もたれの老朽化が見られるので座面が抜けたりしてしまう前に入れ替えるのが良いでしょう。その際は、ビス頭が露出しないように。また、座面自体が取り外しできるようにしておくと、部分的な取り替えや清掃が楽です。

サウナストーンの取り替えをすると、より良いロウリュ体験ができるでしょう(半年〜1年に一度の入れ替えがオススメ)。

また、空気の循環(給気)を促すため、サウナストーブの上方(壁面)に給気口を追加。そしてベンチ下の高さに排気口(150〜200φぐらい)を開ける(機械換気)。そうすることで、新鮮な空気の循環を促し、その空気に乗った水蒸気がサウナ室に広がる。つまりフレッシュエアーにより最高の体験ができます。

【余談】
ちなみに、建物は札幌のアトリエアクとビタレスクが設計に携わっている。

サウナエカシさんのログホテル  ザ  メープルロッジのサ活写真

  • サウナ温度 78℃
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