こだま

2024.08.03

1回目の訪問

地元・仙台に帰省した際には国分町キュアか、人工温泉とぽすと相場が決まってるのだが、昔ながらの銭湯はあるんかいな?と調べてみた。

もう数十年前、中学生の頃に地元の銭湯に友達と行って、水を入れすぎておじさんに怒られた記憶があるのだが、場所的にもう無くなっているようだった。残念。

街中にいくつか銭湯があることが分かり、やってきたは駒の湯。

近くに住んでいる叔母に話したら「あのへんに銭湯なんかあったっけ?」

入らない人には見えないが、銭湯をこよなく愛す人には見える夜の帳の駒の湯は、別世界への入口のようだ。

入浴料だけのシンプルな料金スタイル、脱衣所に入る瞬間「あ、サウナは無いのか」とひとりごちた。

風呂場はコンパクト、金曜の夜、学生と子連れと男一匹の同士たち。

混雑というほどではない、はどよい賑わいぶりだ。

ふと湯船から前を見やると「サウナルーム」の文字。

「あるやん」

しかも、どうもサウナ用のフック等も無く、そのまま入れるようだ。

入浴料だけで入れるサウナに合掌。

無料だけにサウナの中身はまあそこそこかと思いきや、いやこれ無料の次元超えてますわ。

恐らく檜の匂いに包まれたサウナ室は、80℃ながらジワジワとボルテージを上げてくれる。

水風呂は無いが、水シャワーをぶっかけて昇天。

恵比寿ドシーを思い出した。

この夜、仙台と東京が繋がった。

私の半生はこのふたつの街でできていることに思いを馳せる。

中学時代のあだ名はこま。

どうも他人のような気がしないなあ。

駒の湯、ありがとう。

こだまさんの駒の湯のサ活写真
こだまさんの駒の湯のサ活写真
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2024.08.12 13:02
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私2年前まで福島市にいたので、懐かしい。ここ一回行きましたよ
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