石笛の湯
銭湯 - 山梨県 笛吹市
銭湯 - 山梨県 笛吹市
サウナ:7分 × 3
水風呂:2分 × 3
休憩:8分 × 3
合計:3セット
初訪問からほとんど日を空けず再訪。
土曜の夜で天候は不順だが駐車場には結構な車の数。に見えたが、そもそも駐車場のキャパシティは広く、かなりの数の来訪が同時にあっても良いように想定されているようだ。甲府の桜湯も同じキャパの駐車場である。…やはり姉妹店だ。
入館料の券売機はフロントカウンターの角に2つある。奥の休憩所にはテーブル、座布団、給水所(流し)、ガラスコップが利用できる。自販機は缶とペットボトルの飲み物、ビンの牛乳(帰りにいただきました)。
浴室のクレイ臭は前回来たときと同じ感覚。ほのかな硫黄臭がやはり石和温泉「らしくなさ」があって面白い。前回はなかった小さな子のはしゃぐ声。週末はやはり親子連れの訪問率が上がる。露天風呂で泳いじゃだめだぞ!
洗体洗髪のち、中温、高温、超高温と湯ほぐししていく。今日は超高温槽が44度を示しており入りやすかった。しびれるほどの強烈な湯も刺激的だが、あれは「入浴」ではない気もする。我慢大会をしにきているわけではないので…。中温槽が44度、高温槽が47度のふたつの浴槽しかない銭湯、なんてのにお目にかかったことがあるが、ああいうのは掛け湯で汗を流すか一瞬だけ身体を茹でるだけで出るための粋な風呂なのでは、と思っている。
20度を示すゆるい水風呂で一度引き締めたのち、サウナへ。結構な入り。でも順番待ちをするほどではない。95度、出入りが多く扉の前は割と緩やか。ストーブの正面はチリチリ熱い。すぐに発汗。7分ほどで3セット。床のスノコが固定でなく敷かれているため、我慢の末に人が飛び出していくたびにカコンカコンと音を立てる。テレビの音も割と大きめ、瞑想系サウナではない。サウナマットがムートン調でふかふかしている。
露天湯スペースの外気浴用椅子は3つ、タイミング悪く埋まっていたため屋内の椅子で休む。空間が広いため熱気がこもらずきちんと休める。オーバーフローした湯が床を流れる。すぐに脳裏がふわりとしてくる。2、3セット目は外で座れた。あっという間に気持ち良くなって身動きが取れなくなる。これ金縛りちゃうんか、というくらいしばらくボンヤリしていた。体感的にはこのまま寝てしまうのでは、という悠久の時間だったが、時計の針はそんなに早く動いていなかった。贅沢な時間。
22時を回ると入館してくる人がいなくなるため、次第に浴室も閑散としてきてこれはこれでのんびりしたくなってしまうが、再度洗体洗髪、少しだけ湯船に浸かり直して上がることにする。今日は入浴メイン、今日はサウナメイン、という使い方をしてもぜんぜん惜しくない。たいへんリーズナブル。
男
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