しろくま

2024.09.04

1回目の訪問

水曜サ活

舞台は埼玉県戸田市、彩の国埼玉として全国に名を広めている彩湖がある、いわば埼玉の中の埼玉、埼玉の心臓、埼玉の中の埼玉とも言える由緒正しき場所なのであると思いました。ボートレース場もイオンモールもあってもはやこの街に全ての娯楽が収束していると言っても過言ではないでしょう。さいたま市にも近いし、都会度指数がぶちにぶち上がっている街である事は言わずもがなであります。今日初めて足運びましたけど。
そんな街に100度を超えるサ室があると言う黒の組織からの情報を承って9月なのに30度越えが当たり前の世知辛い総サウナ化が急速に進む埼玉県を駆け抜けていったのです。
古き良き日本家屋のような佇まい、川越の時の鐘みたいな謎の物見櫓まであって荒川の先にある帝都の魔の巣窟イタバシ遊撃隊からの狼煙を常に見張っている警戒感を感じたのです。
ちょっと高級感のある感じなので平日でも1000円を超える入泉料、埼玉国の政治経済の中枢、池袋への近さもあって強気の設定と見受けられました。
浴室は近代的な内装、スーパー銭湯来ましたねー!という実感が湧いてきます。
サ室は本当に100度を超えており、15人ほどが収容可能な大企業の役員クラスであります。
スーパー銭湯御用達のグネグネ配管があるおっきなサウナストーブでカラッとした夏を演じておりました。温度に対してそこまで熱く感じなかったので、私の汗腺も日々のサウナ修練によってある程度鍛えられたような気がします。
5,6分で汗ダラダラになって、さあ水風呂であります。
頑張れば10人くらいいけそうな水風呂で体感15度のキリッとした備長炭での濾過による心の汚れを浸透圧で拭い去る仕様であります。奇跡の水風呂ですら私の肌には分からないくらい鈍感なのか、心の闇がどす黒すぎるのか定かではありませんが、気持ちいい水でした。
内気浴はお湯が背中を伝うタイプの4人分、外気浴はコモン椅子4脚とコモンベンチ3つ、レアのアディロン椅子4脚と贅沢な布陣、埼玉国の首都池袋からの刺客もこなせそうな気がします。
池袋で埼玉のエセ空気を堪能した後に故郷の埼玉に帰ってきて身を投じた時に心の埼玉が復活しそうなサウナであります。
露天エリアの一角に怪しげな扉があります。どう見てもスチームサウナのオーラが漏れているその扉の先には謎の薬蒸気が立ち込めていて、しかもその部屋の中にお湯があるのです。新時代のテルマエが宿っており、漢方チックな芳香を雅な気持ちで取り込んで少しばかり健康になった気がします。あれを私の中でサウナと定義するかどうかとても悩みましたが、テルマエだと思う事にしました。
館内がやけに風通しが良かったのは、都会からの穢れたドス黒いものを浄化する為であると感じました。

  • サウナ温度 102℃
  • 水風呂温度 15℃
0
667

このサ活が気に入ったらトントゥをおくってみよう

トントゥをおくる

トントゥとは?

ログインするといいねや
コメントすることができます

すでに会員の方はこちら

サウナグッズ

アプリでサウナ探しが
もっと便利に!

サウナマップ、営業中サウナの検索など、
アプリ限定の機能が盛りだくさん!