しろくま

2021.12.05

27回目の訪問

歩いてサウナ

12月最初の日曜、私の耳には某M坂屋からのふっとい筋からのある情報が届いたのです。
「今日売り上げ0なんだよー!なんでー!」
そうです、百貨店はセール目前で人が来てもお金を落とさないという不可思議な魔法がかかっている時期なのです。一気に冷え込むようなそういう時にはなんとなくサウナも空いてくるはずと思い立ったが吉日、土日夜は否応にも混むのが通常とも言える森の原点にして頂点、白神山地がちょっと暇潰しに名古屋に飛んできてるんじゃねぇかと思われる程でした。
深く佇む込み上げる熱量を誇る森に足を運ばなくては12月を体に叩き込む事など言語道断な気持ちでいたのです。
しかし、昨晩オールナイトで熱量を身体に叩き込み大垣からの朝帰りという大学生みたいな青春群像を演じてた私です。
日が出てる時間眠りこけっていた私にとって、この森に行くには何故か文明が発展しきった街を生きて駆け抜けていかなくてはならないのです。
ゲームとは異なり、残機数は常に1しかないこの世界では、えびふりゃー帝国中枢に車でたどり着くのは至難の業であります。ヴィヒタの棒で魔王の城に乗り込むみたいな感じ。
ヴィヒタを持って挑みに行きたくなる場所がえびふりゃー帝国にはあるのです。こちらです。
この施設の森には数多くの乾燥ヴィヒタが宿っており、その香り高い森林浴で身も心もとろけるものであります。
受付時のロッカールーム鍵付き是非で大体の客入りが予測されるものでありますが、今宵は何かの狭間なのか、とても空いていたのです。とても信じ難い事であります。
森もそんなに現実逃避行民がいるわけでもなく、みんなクリスマスに向けた現実を見据えて恋人達とキャッキャうふふしてるような高尚民族であったのだと絶望感に打ちひしがれるものであります。
そういった闇のエネルギーもサウナで綺麗さっぱりととのうのであります。
街中には数多くのクリスマス的な楽曲が流れておりました。
サ室ではそんなきゃっきゃうふふな音楽もないのです。あるのは漢達の裸一貫協奏曲なのです。
颯爽と戦場に立ち、早速毎時0分恒例のロウリュタイムが発動したのです。
この絶好の好機を逃すまいとタオルフルフェイスで臨んだのです。
フィンランド系日本人がサウナストーンに注ぎ込むアロマ水によって、この広大なサ室が突如として水分のダンスシーンに変わるのです。
熱波が躍り狂う室内、指揮者のタオルで空間が暴風雨と変わるのです。
ストレッチロウリュが終わり、即座に森に駆け込むのです。このタイミングが特に空いてるからね!
森にはもう以前の熱量に対する物足りなさはどこにもなかったのです。完全復活というかむしろ熱量上がっとるわと思う程でした。

歩いた距離 0.2km

  • サウナ温度 78℃,95℃
  • 水風呂温度 6℃,19℃
0
47

このサ活が気に入ったらトントゥをおくってみよう

トントゥをおくる

トントゥとは?

ログインするといいねや
コメントすることができます

すでに会員の方はこちら

サウナグッズ

アプリでサウナ探しが
もっと便利に!

サウナマップ、営業中サウナの検索など、
アプリ限定の機能が盛りだくさん!