ぱ〜さん@孤独のサウナ

2020.09.07

1回目の訪問

1週間の始まり、月曜の朝。
今夜立ち寄るサウナはマルシンと心の中で決めていた。だが午前中早々にそんな野望は崩れ去る。
マルシン公式Twitterから本日、店休日のお知らせ。
そう第一月曜日は、マルシンの定休日なのだ。

さあ、今夜のサウナはどうしよう。
ふと、昭和ノスタルジー銭湯 大黒湯を思い出す。
先日、テレビ番組「サウナを愛でたい」で取り上げられていた、あの代々木上原 大黒湯である。

放送されてお客さんが殺到している可能性もあるが、だいぶ前に訪れてからずいぶんご無沙汰だし久々に行ってみるか…というわけで、新宿から小田急線に乗って代々木上原駅にやって来た。

銭湯のサウナ利用にはそれぞれローカルルールが存在する。下足箱の鍵を預けたり預けなかったり、サ室に入る鍵があったりなかったり、タオルがあったりなかったり。久々ということもあり大黒湯のシステムをもう一度、受付で説明してもらった。脱衣所内の自販機には牛乳系の飲料しかないので、事前に飲み物は用意して入った方がいい。僕はコインランドリーの並びの自販機で水を購入。入店すると脱衣所には昭和歌謡が流れていた。これこれ、これが大黒湯ですよ。
サビのフレーズで東京ナイトクラブって曲なのは分かったけど他の曲はよく分からなかった。
とにかく昭和にタイムスリップしたような空間は、2、3周回ってオシャレな感じすら漂う。サブカル好きの人ならかなり、気にいる雰囲気だろう。

サウナを愛でたいをご覧の方には説明不要かと思うので、浴場の構造等の説明は割愛する。浴場で体を洗い、浴場内の水風呂で水通し。正直、冷たくは感じない。そして、再び脱衣所を通ってサウナエリアに移動する。サウナも個性的で秘密基地のような雰囲気がある。それほど高温ではないのと、人の出入りが多いので、さらに熱く感じない。そのためどうしてもサ室にいる時間が長くなる。結局、1セットあたり少なくとも15分くらいはサ室にいただろうか。サ室を出ると目の前は水風呂。シャワーで汗を流し湯船に入る。やはり、冷たくはないので長居してしまう。泉質のせいだと思うが下高井戸の月見湯温泉と同様、長時間いると目が痛くなる。
以前来たときはそんな事なかったような気がするけど気のせいだろうか…

ととのいスポットは、これまた独特の雰囲気。
雑多な民宿というか…大黒湯ならではの環境。
テレビの音が雑然と流れ裸の男たちがソファに座っている。洗練とは真逆の剥き出しの生活感。(褒め言葉)

大黒湯はサウナだけではなくノスタルジー込みでととのいをもたらしてくれる。帰りは幡ヶ谷駅まで歩いて京王線に乗る事にした。

夜風が少し、昭和の匂いがした。

ぱ〜さん@孤独のサウナさんの大黒湯のサ活写真

  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 20℃
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