新岐阜サウナ
カプセルホテル - 岐阜県 岐阜市
カプセルホテル - 岐阜県 岐阜市
どんなに服を重ねても寒いものは寒い。気温5℃ではカイロも意味を成さず、SAで提供されてる熱いお茶で暖をとりながら進むしかない。本当は20時ごろには到着する予定だったが、忘れ物をしてしまい2時間以上ズレてしまった。雨が降り出した時はもうダメかと思ったが、とりあえずアクセルを捻れば進むのがバイクである。日付が変わる頃にようやく到着した。
まずは風呂に行こうとしたが食堂のラストオーダーが近いそうで、館内着に着替えて3階に向かう。これのために今日はファミマのおにぎりしか食べていない。目についた美味そうなメニューを3つ頼み、ようやく落ち着いて辺りを見渡した。
どうも既視感があると思ったら私がうん年前に働いていた温浴施設にそっくりだ。ただし現在の、ではなくオープンしたばかりの頃である。組織の上の人間は熱波とかロウリュとか興味がなく、備品の購入も現場判断が多かった。皆誇りと愛を胸に働いていて切磋琢磨していた。
そんなフレッシュな香りが新岐阜サウナにはある。端でアウフの練習をしている方もいれば常にバスタオルを肩にかけて作業をしている方もいる。楽しそうに仕事をしているのを見るとこっちも何だか楽しくなってくるのだ。
食事を終えて少し休憩をしてお風呂に向かうと、なぜかアウフグースが始まっていた。時刻は1時を過ぎている。曲目は藤井風、冷え切った体を熱さと香りが解いてくれる。そのまま輪郭が崩壊してサウナマットに溶けていくような快感があった。
水風呂も素晴らしい、ザ・ジャスト(15℃)はバイブラ無しのやや深めやや広めだ。私の好みドストライク。水質もかなり良好である。そして隣にはアツ湯が鎮座している。沸騰でもしているのかと思うほどの激しいバイブラがとても気持ち良い。
ホカホカになってそのままカプセルで気絶した。
今回も楽しい旅になりそうだ。
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