サウナしきじ
温浴施設 - 静岡県 静岡市
春のサウナ旅 ③-1/5
ついに来ました、サウナしきじ。妻と2人で来て即別行動（物理的にそうなる）, 以降はLINEでやり取りをする。薬草サウナは蒸し上がり前だったので、先ずは聖水を汲んで保管した後にフィンランドサウナへ。温度が上がりきる前と後の両方で利用したが、体感はほぼ一定で息苦しさも無い。徹底した湿度管理の賜物だと感じた。まだ水風呂は寝湯に近い水位だったが、かなり気持ちが良かった、と言うか、この水……！ どう形容したら良いだろう、非常になめらかで羽衣越しに触れているようだ。水に浸かる、入る、と言う感覚では無い。水に抱擁されている……。飲んでみても他の水とは明らかに違う。皆が聖水と言うのは過剰な神格化では無かったと実感した。ここで一度休憩を挟み、1ととのい。ととのわない方が難しい、を体感することができた。
その後はスタッフさんより蒸し上がり時間と伝えられていた時間に薬草サウナへ。表示は55℃だが、ふーん、暖かいじゃないかと思っていたら、急に轟音と振動が起こり、床から蒸気が立ち上がってきた。おわ、熱くなってきた、今何度だ、と温度計を見ると……0.5℃程度しか温度は上がっていない。これが蒸気の力か、と畏れ入る。薬草の香りで蒸されてゆく……とても心地が良い。その後座湯の高さになった水風呂へ。抱擁のレベルが上がってゆく。そして休憩、2ととのい。
最後はしきじ流の1セット、フィンランド→水風呂→薬草→休憩を実践。と、ここで薬草サウナに負かされる。蒸し上がった薬草サウナは強力だった。耳が、口と鼻が、熱い。先程のような深呼吸はおろか、身動きさえ取れない！これはマズい、とすぐに汗を流し水風呂へ。完全に応急処置だったと思う。再度フィンランドサウナを経由するサンドイッチ方式になってしまった。3ととのいを得て、一度休憩所へ上がる。薬草サウナを攻略したい、という想いを抱きながら1時間程度の仮眠を取る。（続く）
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