サウナー20240228

よし行くか。そういって意気揚々とホテル内のジムに向かうも、ここは会員制のジムでホテルのはプールの地下です。と言われて少々凹む。あそこじゃ無いんかい。

プールの地下は湿気が充満して、簡単なトレーニングルームと、トイレとツーツーの着替えスペースがあるだけ。その着替え室の真ん中に2人用のスチームサウナが鎮座。
スチームに良い思い出も無いので、全体的に大した事ないな。と思ったが、小さいサウナということもあり、設定温度の55℃までしっかりと上がり、息を吸うのも辛いほど。実際、設定温度は70℃まで可能だが果たしてどうなるのか。
水風呂は無いけど滝シャワーでしっかりと心拍を落とし、ベンチで休憩。

なるほど、スチームサウナも悪く無いんだな。

滑卵焼豚ご飯的な。

プール利用者のための更衣室内にある誰も使わないドライサウナ。真ん中にロウリュを設け左右に上下3人づつ座れるが、上段で足を伸ばして壁にもたれるようにして使うのが最適。サウナ文化が醸成されていない中国において、水風呂はなし。
さっと更衣室のシャワーを浴びた後は屋内プールに飛び込むべし。ただし、水泳帽を着用しないと注意を受ける。首までだと説明しても通じないので、真っ赤なキャップを被って、逆に頭の先までぬるま水に浸かることができる。赤帽が恥ずかしくとも、この国は他人を気にしない文化であり、その点、拍手を送りたくなる。プールサイドに設置されたデッキチェアで、充分な普通语と内気浴を楽しめる。比較的安価に泊まれる中国国内で、高級ホテルサウナホッピングを挑戦してみても。

スチームサウナで110℃の設定ができる。ただし息を吸うもんなら火傷するほど熱い。耐えに耐えても3分が限界。誰かここにきてこれを試してみてほしい。

ミストサウナだが、タイマーがセットされており、誰も使っていない場合は常温の状態から沸かす必要がある。サウナ室内の椅子下部から発せられるミストには、特段匂いもなく比較的心地よく、じわじわと蒸される。水風呂は無いが室内プールはあるため、海パン(ランパン可)は必須。さもないと水シャワーだけになり気持ちよさは激減。地上38階から広州市内を見下ろしながらの内気浴はなかなかな気分。DT by Hiltonにしては格安で泊まれるので、広州出張者は足を伸ばしてここに泊まるべし。