喜楽湯
銭湯 - 埼玉県 川口市
銭湯 - 埼玉県 川口市
七福の湯を背に向かったのは、川口にある「喜楽湯」
1950年代の創業以来変わらず、井戸水と薪で湯を沸かし続けている♨️
2023年に外気浴スペースを改装し、レトロとモダンが交わる銭湯へ進化
黒壁に白い看板と紺の暖簾、玄関先に並ぶ自転車が地域の日常を映し出し、開店早々から人気の様子が伺えた☺️
扉のガラスには金文字と虎のエンブレム
戦後から昭和中期に理髪店や薬局のような手描きのガラスペイントが残り、レトロ好きには堪らない✨
昭和の銭湯文化の香りと、現代のリノベで加わったモダンな息吹が交錯し、入り口からすでに「喜楽湯ならでは」の空気を放っている
そして今回、ひとつの楽しみがあった
以前から「看板猫」として親しまれていた、番頭のたたみちゃんに会えることを楽しみにしていた🐈
SNSで見かけるその愛らしい姿を思い浮かべながら、胸を弾ませて暖簾をくぐる☺️
けれど、館内を見渡してもその姿はない...
スタッフさんに尋ねると、この春に新しい地へ引っ越したとのこと
初めて会えると信じていたのでその知らせは切なく、胸の奥に静かな空洞を残すこととなった😭
気分を変えて、暖簾を潜り脱衣所へ
男女湯の天井には、ミラーボールに人形がコラージュされたアーティスティックなシャンデリア
ロッカーの弁柄色がまた、堪らない!
浴場はコンパクトで中央にカラン、左手前にサウナがあり、奥には水風呂と変わり湯という潔いくらいコンパクトなレイアウト
下茹でしてからいざ、サウナへ🧖
⬜︎サウナ
6人ほどが入れる無音の遠赤外線サウナは、年季の入った木の温もりを感じる素朴な造り
温度は89℃と大きな派手特徴はないけど、柔らかく身体を包み込む熱が心地よい
初めてだけど不思議と慣れ親しんだサ室のような安心感を感じた☺️
壁の10分計と可愛らしい3分計
砂が固まってうまく流れないのも、またご愛嬌😅
⬜︎水風呂
サ室を出て突き当たりにある水風呂は、地下水仕込みで19℃
肌を刺すような冷たさではなく、穏やかに身体へと沁みていき、もの凄く柔らかい!
蛇口から勢いよく流れる水流を見つめながらゆっくりと浸かるうちに、呼吸も心拍も静かに整っていく🫠
⬜︎ととのいスペース
脱衣所を通り右側に抜けると特設の外気浴スペースがある
コンパクトながら5脚の椅子があり、浴場のバイブラ音が最高のBGM
本来無かっただろうととのいスペースに、ささやかなサウナ愛を感じた
ロビーに戻ると、冷蔵ケースに並ぶ瓶のファンタグレープを発見😮
思わず手に取り栓を抜く
シュワっと弾ける甘酸っぱさに、子どもの頃に駄菓子屋で飲んだ記憶が蘇る✨
たたみには会えなかったけれど、この懐かしい味わいが胸の隙間を少しだけ埋めてくれた〜🙏
男
ビンのファンタグレープ、懐かしいですよね〜 さすがに、買わずにはいられませんでしたっ😂 見つけたらぜひ、飲んでくださ〜い✨
了解です🫡
何度も行かれたんですね〜😭 半分たたみちゃん目的で伺いましたが、残念でした。 ぜひ思い出に行かれてください。
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