新世界ラジウム温泉
銭湯 - 大阪府 大阪市
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人は簡単に魚になれる
気がするだけ、だけど。
今日はちゃんと「サウナに行ってくる」と家を飛び出し、湯めぐりスタンプラリーをそろそろ進めようかと愛車に乗って出発。どこに行くか悩みに悩み、どうせなら遠くの施設に突撃するか、などと考え迷った挙句に電車に乗って天王寺へ。しかし、夕方までに帰らなければいけないことを考えるとあまり遠出も出来ず、天王寺で右往左往立ち往生。
結局はてんしばのオクトーバーフェスとライブイベントに参加することに。しかし、サウナ欲がなくなったわけではなく、近隣のサウナ施設を探し、以前から気になっていたラジウム温泉さまへ。
入口ではキリンさんがお出迎え。(でも入るときは気づかなかった)
手ぶらセット580円安すぎん?
中は想像の5倍くらい広い。露天風呂からは通天閣が見える。これはサウナなくても普通に気持ちよき!
いよいよサウナへ。こちらはスチームサウナしかありませんが、そのスチームサウナがとんでもない。スチームの発生装置らしきものからは常にシャワーで水が流れています。何がどうなっているのか分かりませんが、それらがスチームになっている。それは、霧でもミストでも、もはやスチームでもない!ギリギリ気化した水分が室内に充満しているだけで、サ室内は水槽と何ら変わりません。あれ?これ泳げるんじゃね?エラ呼吸いっとく?などと考えます。サ室内にいると自分が陸の生き物だったことを忘れてしまいます。ギリギリ人間でいられるのは、サ室の温度が並のサウナよりもアチアチだからです。これが快適な温度ならここはもう海です。海物語です。
しかし、私たちは所詮は人間。すぐに息苦しくなります。いや、魚ならなおさらこんな温度耐えられません。しかも熱を帯びたスチームがどうやっても体内に入ってくる。楽に息をしようと思うと口を一文字に開き「シーハー」と息をするしかなくなってくる。これがまたエラ呼吸ぽい。酸素を失った魚人たちがひとり、また一人と水槽をあとにします。
私も人間に戻る時が来たようです。いや、もともと人間でした。掛水、水風呂、外気浴の動線は考えうる限り最悪で、めちゃ歩かされますが、これも人に戻ったことを確かめるための儀式なのかもしれません。
三度魚もどきになり、終了。新世界のど真ん中にいるとは思えない静寂を味わうもよし、魚の気持ちになってみるもよし。
いつものサウナとは違った貴重な体験ができました。また来ます!ぎょぎょぎょ!
ちゃんと申告してからいきました(笑) ホントにすごい施設さまでした!湿度400%くらいありました!大阪新世界にお越しの際はぜひ体験してみてください!
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