鶴の湯
銭湯 - 東京都 江戸川区
銭湯 - 東京都 江戸川区
鶴の湯で遅く起きた日曜の息抜き。日曜に訪問した前回よりも人が多かった。混雑というほどではなかったが、タイミングによっては整い椅子の席が埋まり、少し待たないといけない状況に。週末でも混雑しないサウナの手札を増やした方がいいかと一抹の不安。ただ、サウナ室に一度入ってしまえば、そんなこと頭の中から吹き飛んでしまう。
サウナ室の温度計の針はこの日も100℃を指す。上下の2段ながら、船堀の銭湯サウナでは最熱の可能性がある。無理な長居は無用。12分計を確認しながら自分の身体と相談し6〜8分の間で3セット。
天然温泉である黒湯の水風呂は25℃くらいのようだった。体感ではもう少し低い20℃ほど。2セット目だけは水風呂替わりの水シャワー。夏の訪れを感じさせる時期になったためか、前回ほどの冷たさではない。それでも、鶴の湯には"ととのい"に誘ってくれる安心感が2回目にしてある。
3セットともなんとか露天スペースの整い椅子に腰掛ける。上を見ると囲いによって区切られた夜空。浮かぶ雲が流れて、視界から消えていく。身体に溜め込んだナニカも消えていくようだ。この状態は器に入っていたモノが空っぽになるのと似ているのかななどと思考し、ぽけーっと過ごす。時折、思考すら空っぽに。
3セット終了後は熱めの黒湯の露天風呂に浸かり、身体に熱を入れ直す。温めの湯の方が好きなのだが、この瞬間がサウナで一番幸せを感じる。少し前に何かで普段湯に浸かっていない人より、浸かっている人の方が幸福度が高いという話を知った。身を持って証明しているなぁと思ったその時、どんな表情をしていただろうか。
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