鶴の湯
銭湯 - 東京都 江戸川区
銭湯 - 東京都 江戸川区
船堀で一番気に入った銭湯サウナ。投稿してしまっているが、人に教えたくない気持ちもあるほどだ。駅からも遠くなく、なんでもかんでもあるわけではないが、個人的に欲しいものは揃っていた。サウナーのことも考えてくれているように感じた。銭湯にフォーカスすると、黒湯があり、岩風呂のある露天スペースも備わっている。
想像よりも設備は綺麗だった。脱衣所、洗い場、サウナ、露天スペースいずれも、新しくはないが古くもない印象。サウナ室は少し変則な作り。手前だけ上段1人分のスペースしかなく、奥に行くほどスペースが広くなり、上下段で計10人ほどが座れる。室温は110℃近くあり、なかなか攻めている。
水風呂はサウナ室の手前に配置。珍しい黒湯の水風呂。水温は24℃くらいだったと思う。温度差があるためか、温い水風呂では初めていい感じに。2セット目以降は、冷たいシャワーで体を冷やす。水温は体感16〜18℃。水風呂も悪くないが、やはりより体を冷やしたい。
1、3セット目は外気浴。露天スペースは岩風呂と整い椅子が2脚。空を覆うようなものは、一切なく広くはないが開放的だ。この日はあいにくの小雨だが、テン、テン、テンと雨粒が体を打つことさえ心地良い。この銭湯を気に入った理由の一つが、この露天スペース。基本的に白い壁と木材で仕立てられ、和風なイメージを受けた。また、茶室にあるような木製の掛花入で花が生けられていた。雰囲気の良さに心が落ち着く。
2セット目は、露天スペースの整い椅子が空いていなかったので、脱衣所の整い椅子へ。こちらも2脚。背もたれの角度がゆるやかなタイプ。椅子の前には扇風機が忙しく首を振っていた。少し視線を上げると天井付近の壁には鯉が描かれたものが飾られていた。赤、黒、大、小の違いがあるものが数点。湿度が低く、内気浴でも十分気持ち良かった。
銭湯のタオルはなぜこんなにふかふか、肉厚なのか。体を拭くことまでもとても気持ちいい。
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