天然温泉ぬくもりの湯
銭湯 - 鹿児島県 出水市
銭湯 - 鹿児島県 出水市
朝、夜明け前に出発。
九州新幹線で出水駅まで。
8:04に出水駅到着。
タクシーは常駐していて直ぐに乗車。
1,750円であった。
(バスは290円だが、時間が合わなかった。)
ぬくもりの湯
この9/15にリニューアルしたとのこと。
初めての訪問に期待が高まる。
綺麗な下足箱、綺麗な受付。そして驚きの入浴料!
420円であった。
広い浴場と洗い場。導線も広くとってあり、洗い場で人とぶつからない。
そしてとめどめなく聞こえてくる水しぶきの音。
水風呂に2本の滝が。
外に出てみると、外気浴を楽しめるようにたくさんのベッドがある。
くり抜いて作ってあるタイル張りの一人水風呂。
岩風呂を利用したマイルドな温度の水風呂。
楽しみしかない。
体をしっかりと清め、持参したバスタオルで体を吹き上げいざサウナへ。
壁の内張の木の匂いがする。
友人の家の新築祝いに行った時みたいだ。
温度は高いのにジンジンとくる暑さがない。蒸し蒸しイライラを全く感じないサウナであった。
6分蒸され、かけ湯へ。そしてかけ水。
いよいよ、滝つぼ然とした水風呂へ。
程なく深い、階段を降りた先に二本の滝が顔面から頭頂部へと位置を変え浴びる。
滝をくぐり裏に回る。
首筋までしっかり浸かり体を冷やす。
この冷たすぎない水風呂の温度だが、囂々と溢れる水量と水しぶきの音と相まってしっかり冷える。
出水まで来てよかった。
その後、外気浴にも浸り穏やかな時間を持った。
4セット目をどうしようかと思案していた矢先、ロウリュセットとタオルを携えて施設の方がサウナ室の換気を始めた。
ロウリュの時間ではないのになんだ、と思い伺うとイレギュラーではあるが簡易なアウフグースをなさると言う。
すぐさま入室し、虚無僧で待つ。
新しくなった館内の簡単な挨拶とサウナストーブの紹介を受けロウリュとアウフグースを受ける。
目の病気を加療中で本格復帰はできないが、できる形でお受けください、と口上のあったアウフグースはなんとも風の幅が広く、どこか一局に強く当たるものでなく受け手の全身に満遍なく届くものであった。
すごい。
なんだこれは。
体の熱さと胸一杯になった思いを抱えて水風呂へ。
今日最後の水風呂と決め、しっかり冷やす。
帰り支度を進めようかと出口に向かうと、先ほどの方とお話ができた。お名前を伺い、ぬくもりの湯へのお礼を申し上げた。
トバさんと言われた。(舞い上がってしまい、サウナハットを忘れたのはこの瞬間だった。)
私は必ずまたここに伺う。
男
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