ホテル一畑
ホテル・旅館 - 島根県 松江市
『宍道湖と菊竹清訓』
早朝、車もまばらな湖畔をゆっくり走るランナーさん達と島根県立美術館を横目にホテル一畑さんに到着。
1階で受付を済まし6階にこの春リニューアルオープンしたというサウナに向かう。
軽く身体を洗いサウナ室へ。小ぶりで6〜7人でいっぱいになるくらいの2段構成。入室直後にオートロウリュがあり、92度のサ室は中々の暑さと湿度が保たれていた。
雛壇前のガラスには朝焼けの宍道湖が輝いていて湖畔沿いを高層のビルが立ち並んでいる。そんな中、菊竹清訓による県立美術館だけがそれを拒絶するかのように屋根のデザインすらも奥に見える山並みに調和している。
前日夜に訪れて宍道湖に写る夜景を楽しもうと思っていたが予定が押して朝ウナになったのだがこの時間でなければその『配慮』にきっと気付かなかっただろうと少し得した気分になった。
水風呂も小さいながらも配備され、ととのい椅子も２つでスペース的には広くは無いがそれを補うだけの景色は訪れる価値があると思う。
3セットの終わり、眼下にはランナーさん達から、いそいそと走る通勤ラッシュの車に変わっていた。
帰りに自販機で買ったのは『勿論』ポカリスウェット！
菊竹清訓と田中一光に最大の敬意を表して。
1日の始まり、宍道湖の美しさと自然への『配慮』を気付かせてくれたホテル一畑さんありがとうございます！。
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