地図からサウナが探せる！

北こぶし知床ホテル&リゾート

ホテル・旅館 - 北海道斜里郡斜里町 宿泊者限定

galacticoman

2024.03.11

1回目の訪問

ついに旅の目的がサウナとなる日が来てしまった。
本日は連休を利用してサ旅へ。JALのマイルが期限を迎るため、せっかくなので早朝7時女満別空港行きのチケットを取り、その後レンタカー走らせ知床まで。
途中セコマ行ったり昼ごはん食べたり流氷ウォークのアクティビティに参加したり、サ旅と言えどもしっかり満喫しつつの15時ぴったりチェックイン。
ラウンジでサッポロクラッシックのチビール一杯頂き、はやる気持ちを抑えきれず大浴場へ向かう。
本日のサ室は「UNEUNA（ウネウナ）」。他に内風呂二つに露天風呂。外気浴に二脚とベンチ、内気浴は三脚とベンチ。残念ながら階段上の外気浴は冬場クローズ。お尻用足用のビート板にハッカ水の用意があり至れり尽くせり。浴場の全面からウトロ港に接岸する流氷が見えるのが何よりの贅沢。
夕食19時まで3時間以上ある。ゆったりとした時間配分で行こう。と言いながらもいつも通り洗髪洗体、気持ちゆったり目に低温風呂に10分。いや、全くのいつも通り。習慣は恐ろしい。
いよいよサ室へ。湿度をほんのり含んだドライ目の設定。15分毎にオートロウリュがあるが、申し訳程度の水がストーンに落ちる感じ。水の量はほんのり湿度へ転化される。いい音たてるが、あくまでほんのり。無いよりマシ。てか、むしろ湿度好きとしては感謝。３段サ室の２段目に着座。窓越しの景色が1番良き。じっくり12分。今日初おろしのサウナハット、コンテックスFOCUSを目深にかぶるウキウキ感と、この非日常感で別次元の仕上がり。ちょっとずるいけど。
外が寒いから必然的に冷たくなるんじゃないかと仮説を立てる水風呂で1分。真実は知らんがこれまた良き。
露天風呂横のリクライニングチェアで10分。眼前に広がる流氷、目を閉じれば海鳥の鳴き声が聞こえる環境音、体が冷えるまでどっぷり外気浴。そしてサウナへ舞い戻る無限ループで都合4セット。
夕方から夜のとばりが下り始め、流氷で海に出ることのない船のためにあかりを灯す灯台の閃光を眺め、夕日の落ちる水平線なんて見ていたら、正直ずるいなぁってレベル。これでととのわない人っていますか？というのが正直な感想。
ただ生意気言わせてもらえば、ここは素晴らしい温泉宿でもある。サウナ目当てのお客さんだけではないんです。友達同士、付き合いでの旅行者と思しき団体など様々。旅行だから仕方ないがよく喋る、風呂でもサ室でも。だから完全に集中はできない。けど完全なところなんてないから文句はない。明日5時のオープンに静粛があると期待して、また楽しもうと思う。
なんやかんや言いながらもほんと最高でした。ありがとうございました。