あおさく

2023.10.14

2回目の訪問

3ヶ月ぶりの草加。

前回は元桶ローリューという、悪魔の祭典のような常設のアウフグークに悶絶。
同じく元桶が開催さらる土日午前。懲りずに訪問。苦しむことが分かっているのに… でも楽しいのですよね。

電車を乗り継ぎ、埼玉県の草加駅。送迎バスに揺られ10分。オープン時刻5分過ぎに到着。休憩所の指定席も予約。今日はゆっくり滞在予定。

11:45の元桶、あの悪魔の熱波師との対面までは時間はある。スケジュールを逆算で立てる。

まずはのんびり薬湯。かなり香ばしい。気温は低くないが、油断せず身体を事前に温める。

午前中は、サ室も、外気浴も余裕あり。今日は日差しも強く、風も弱かったので、日陰を選んで祭典を待つ。

11:00 まずは、静寂のローリュ。テレビが消えて、薄暗いサ室にミュージックが流れる。悪魔の祭典に向けた、儀式のようなものだ。身体を蒸し、心を研ぎ澄ます。

11:30 桶ローリュ。これも中々の熱波。ただ、まだ杓子で水を注ぎ、団扇で仰ぐ程度だ。いよいよ始まるのだな、と覚悟を決めるためにある。

11:45 元桶ローリュ、悪魔の祭典が始まる。氷がストーンにぶち撒けられる。石が焼ける音が開始の合図だ。数秒の時が経ち、空から灼熱の熱波が降り注ぐ。また来た、熱波。私もまたここに来てしまった。
声を上げずに我慢することはできない。ううう、あああ、、 バタバタと人が助けを求めて出口に走り去って行く。

悪魔め。見ると笑みを浮かべている。そしてブロワー天井に向けて噴射。更なる熱波が襲う。

悪魔は笑っている。次の瞬間、とんでもない行動に出た。ブロワーを垂直に戻すと、左右に揺りながら部屋全体に噴射し始めたのだ。
悶絶。いや、もうそれも通りこしている。これは修行なのか。それとも懺悔なのか

悪魔が囁く。「追加で、風が欲しい人」。
1人の猛者が手を挙げる。そして懇願する「弱めで」。

悪魔は、猛者に向かって弱めにブロワーを噴射。此奴も優しいところがあるではないか。悪魔のように見えて、根は整いの天使か。
だが、またもや驚くような行動を取った。ブロワーの強さを全開にしたのだ。猛者はそこで耐えた。いやそれは幻想だ。猛者は絶えた。驚くような、呆気に取られたような、そんな表情をして、出口に走り去って行った。
悪魔は、悪魔のままだった。

私は、何も出来なかった。悪魔に立ち向かうことなく、祭典に参加するだけだった。
だからここに記録を記す。願わくば、その目で確かめ、立ち向かっていただきたい。そしてその体験を記していただければと思う。

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