あおさく

2023.07.15

1回目の訪問

噂通り、ドラマで観た通り。リゾートホテルかと思う。おしゃれで高級感。「都心の大人のスパ施設」に期待が高まる。

ロッカーキーは電子式。金属部分が無いのも嬉しい。
浴室は白を基調とした明るい雰囲気。思ってよりもコンパクト。

サウナ。
間接照明のみの薄暗い落ち着きある空間。内装はツートンカラーのタイル張り。木の香り漂い(実際に木がある)、ヴィヒタも飾られている。

正面にテレビ、音は聞こえない。右には巨大なストーブ。向き合う形で20人は座れる3段構え。
温度は90℃弱。思ったよりもパワフルな温度・湿度の設定。30分置きのオートロリュは、リゾート感に油断していると痛い目にあう。最上段はそれなりの試練と覚悟。

アウフグース。
整理券の先着制。氷水に付けたヴィヒタの雫を上部から掛けてもらえる。熱くなった身体に降り注ぐ。冷却快感に油断していると、今度はタオルで熱波が送られる。ジェットコースター。こんなこと考えたのは誰だ、状態だ。気持ち良すぎ。

水風呂。
サ室すぐのスムーズな動線。17℃程度。アイスブロックを頭に乗せる。強めの水流も発生しており、体感はもっと低温。

外気浴。
中庭的な位置ながら思いのほか風が抜けて気持ちいい。椅子は8脚、休日なので争奪戦。沖縄フェア中で、琉球音楽が流れ、思いのほかサウナ休憩とマッチ。癒やされる。
時間限定で映画上映。面白いコンセプト。今日は「ディア・エヴァン・ハンセン」の優しい歌声が響く。

と、スペックは充分。
ではあるが、サウナイキタイでは東京のTOP10 に入る施設でもあり、手放しに褒められない。改善して欲しいと願う部分もある。

総じていえば、コンセプトは良いが、中途半端で徹底されていない。

整い椅子が少なすぎる。
あのサウナの規模にどう応えるつもりか。整い難民が多発。露天風呂の淵に腰を掛けたり、床に座ったり、寝転んだりしている人までいる。これでは消化不良。
広めの間隔で椅子を配置しているが、倍は置けると思う。

整いスペースが黙浴ではない。
外気浴、内気浴ともに会話しているグループが多い。彼らが悪いわけではない。なぜ施設として「外気浴スペースは黙浴」としないのか。
いや「語らいも大事」という考えもあろう。ならば、なぜ外気浴に映画を流すのか。しょせん「露天風呂で映画を楽しめる」なんで訴求は、外向けの格好付けなのか。ここはゾーニングして欲しい。

コンセプトは素晴らしい。
「洗練された空間」「都心の大人のスパ施設」こんな施設は嬉しい。でも今は充分ではない。ストレスなく安らげる、大人の空間を作って欲しい。中途半端であって欲しくない。

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