saunalover2019

2023.01.08

1回目の訪問

前から行きたかったサウナと温泉の施設が秋山温泉だった。
何度もホームページを見ては送迎バスがある日とアウフグースがあって訪問できる噛み合わず断念していた。しかし今回レンタカーを借りたことで我々はついにやってきた。荒井由実の中央フリーウェイを聞きながらね。

なんてリアルタイムで知っている曲ではないが、しかし府中基地が歌詞に登場するなど戦後日本の歴史を感じさせる。そして中央自動車道は有料なのでフリーではなかった。

なんてことを言っている間に山道に差し掛かり、昔話の世界のような里山が広がる。ここが上野原か。川が流れ棚田があり、長野や北陸に来たような感覚がする。そしてさらに行くと、ドーンと秋山温泉の建物が我々を迎えてくれる。

フロントで料金をまずは払う。館内着とタオルのセットをつけても一人1000円ちょっとととてもリーズナブルだ。そして脱衣所の方から歩いて来られるのは、熱波の先駆者として有名な渡辺支配人ではないか。我々は緊張するが、支配人はニコッと笑顔で会釈をしてくださりとてもご親切。そしてどのスタッフも方も優しい。

まずはテントサウナを借りる。1時間で1500円とこれもお手頃。Intentという洒落のきいた名前のストーブが置かれており、薪はどんどんくべてよいとのこと。バケツに水も準備されている。温度は穏やかな気がしたが、しかしヘルシンキにはまだ行っていないはずのパートナーがヘルシンキ仕込みのようなラドルさばきで水を垂らすと、そこは熱気と湿度の楽園だ。そして良いタイミングで真向かいのプールを水風呂にして何度も浸かる。インフィニティも用意されており、目の前では木々が葉を揺らして我々の苦行と快楽を笑っている。人間っておかしいねって。そのとおりだ。

2階の食堂でのランチ後に、今度はサウナ小屋でのアウフグース。渡辺支配人の熱波は受けられなかったが、しかし支配人から学ばれた方からの優しい熱波を10分余り。ショー的要素のないソフトなタオルの動きが70度ほどのサ室でなされるため、大変優しい世界が展開される。これは素晴らしい。そして横並びに座る我々の前にはさきほどの冬の木々の世界が広がる。美しい。

この小さな可愛らしいサウナ小屋は、冬に野外で熱を内に湛えながらも、性格は常に温厚な友だちといった感じだ。確か、館内図ではサウナではなく「採暖所」と書かれていた気がする。
最後はそれぞれの風呂で締めだ。ここでは30度のぬる湯が源泉かけ流しで楽しめる。ph10のアルカリ泉は傷やストレスや、さらにはうつにも効くようだ。本当は社会そのものがぬる湯アルカリ泉であってほしいね。でもその前にここがある。森の採暖所としてオススメです!

  • サウナ温度 55℃
  • 水風呂温度 10℃

共用

  • サウナ温度 75℃
  • 水風呂温度 10℃,10℃
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