乙女湯
銭湯 - 東京都 江戸川区
銭湯 - 東京都 江戸川区
私が小学校高学年になると父は銭湯へ私を連れて行くようになった。
船堀駅にある乙女湯、あけぼの湯の2つは私にとってお風呂の母親、父親のような存在だ。
多い時には週に3回、父親は私を乙女かあけぼのへ連れて行ってくれたのを覚えてる。
今日、そんな父親と久しぶりに乙女湯へ行った。
最近の私は色んなサウナを巡っていたため、乙女湯に入るのは5ヶ月ぶりぐらい。
父親と銭湯に来たのはもしかすると1年半ぶりぐらいかもしれない。
何度も訪れた乙女湯だが、露天ゾーンの岩風呂、水風呂がかなり良い。
サウナの存在は知ってはいたもののお風呂で満足してしまう事が多いので使用した事はなかった。
初めて父親と肩を並べてととのった。
泡立つ黒い水風呂、その波、揺らめき、じっと見つめれば銭湯でのあらゆる記憶が蘇る。
熱湯と水風呂を交代交代で入ると気持ちいいことを身をもって知った6歳頃、サウナも同じだ。あの時既に、私は気付いていたんだね。
親水公園沿い、父と私はthe pillowsを携帯で聞きながら帰る。the pillowsも我が親子にとっては風呂と同じくらい大切な存在である。
父よ、私に風呂の入り方を、漬かり方を、楽しみ方を、教えてくれてありがとう。
男
今月のラストントゥ、素敵な親子のこれまで歩まれてきた年月に🍀(気持ちは100倍お贈りしているつもりです😢)
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