510グループAKスパ
カプセルホテル - 東京都 新宿区
人通りもまばらな朝8時。
普通の場所であれば通勤に勤しむ人々で
溢れる時間だが、ここは違う。
朝8時はオフタイム。
ちょっとおかしな男女のグループを
横目に歌舞伎町の深部を突き進む。
目的地はここ、AKスパ。
日本一と言っても過言ではない繁華街。
夜は煌びやかなネオン。眠らない街。
新宿、歌舞伎町。その横路。いざ。
浴槽１つ。水風呂１つ。シャワー多数。
サウナ、２つ。
扉を開けるとメインサウナの前室。
サウナの前室もまたサウナなのである。
が、スルー。
前室を兼ねた二重扉に閉じられたその
サウナは、しっかりと熱を閉じ込める。
大ストーブが生み出すカンカンの熱。
水温計の壊れた静かな水風呂は
このディープな街で闘う男たちの
身も心も引き締め、漢にする強さ。
強きを求め戦え。闘う男に休む暇はない。
そう語りかけるかのように浴室には
休憩のスペースがない。
ひとときの安らぎはそう、脱衣所。
それでも、時には休むことも必要さ。
またも語りかけるかのように現れる
イスと灰皿。そして、ディープな場所には
またディープな場所。最奥にある仮眠室。
これがととのいを加速させる。
最強の名を欲しいままにした名馬。
ディープインパクト。強い衝撃。
まさしくここはサウナの
ディープインパクトだ。
10→2→5
10→2→5
12→3→10
男
-
110℃
-
15℃
0
32
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