千人風呂
銭湯 - 愛知県 豊橋市
銭湯 - 愛知県 豊橋市
名古屋のサウナドット行ってみたいななどと考えてた時友達の清少納言にシーさんは地元豊橋の施設を全部行ってないくせに名古屋だ東京だ大阪だとか言ってて片腹痛しわろしwといわれ返す言葉がなくぐぬぬとうなり血を吐いて死亡した俺
今日は映画を観に行く予定だった。先日ジブリの君たちはどう生きるかを配信で観れると思ってたのだがジブリは配信やってないと聞き狼狽えあわててまだやってる映画館はないかと探した俺このままではいつやるかもわからない金曜ロードショーを待つ負け組になってしまう。ユナイテッドシネマ豊橋でまだやってることが分かった。ついでにサウナ行こう。近くのサウナは千人風呂。これは豊橋コンプリートのチャンス到来なのだ。
千人風呂がいつからやってるのかわからないが相当の昔からあることは間違い無い。入り口にいきなり野菜やらみかんやらが売っていて八百屋なのか銭湯なのか分からなくなる古めかしい下駄箱を通り番台で500円を払う。券売機は見落としたのか壊れて無くなったのか。のれんをくぐり階段を登って脱衣所へロッカーは鍵が付いてるものはまばら繁盛してるわけではなく大半の鍵は紛失しているようだ。もう一度階段を登り大浴場に千人は入れないが銭湯にしては広い。だがタイルの汚れ錆びて朽ち果てた防火扉など物悲しい雰囲気。
打たせ湯は壊れてる。浴槽に浸かり浴場を眺める
お世辞にも綺麗とはいえない浴場。現代当たり前のようにあるスーパー銭湯など無かった昭和の時代。沢山の人たちがピカピカで豪華な千人風呂で幸せそうに湯船に浸かってたのだろう。昭和は遠くなかりけり。
令和の今まだなお昭和ロマンを感じられるこの施設は満身創痍になりながら現役で頑張っている。サウナはさらに階段を上がるドライサウナは90℃急勾配の3段ベンチ最上段は天井近くなかなか熱いサ室を出ると目の前に10人は入れる大きな水風呂。20℃くらいのぬるめの水風呂にゆっくり入り露天風呂エリアに。ボイラー故障で湯のない露天風呂は発掘された石の棺桶のようだ。
棺桶の中に座り屋根から延びた煙突を眺める。夕陽に照らされた紫立ちたる煙突の白く煙の細くたなびきたるはいとおかし。ととのった。
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