メールを返し終わり時計を見たら18:40を指していた。明日までに必要なことも終わったし、日課のビリーズブートキャンプへの入隊も済んでいたので気分はずいぶん楽だ。夏の日差しも陰り、蒸し暑いものの涼しさも感じられる頃合いになったので、走る準備を始めた。近くにある公園を走ろうと考えながら身支度をしていると、ふとサウナハットが目に飛び込んできた。サウナにハマり始めてから相棒のように使っているハットを目にしたとき、身体がサウナの熱さを思い出した。「ゴールをサウナにしよう」。そう思いたち、着替えをランニング用のリュックに詰めこみ外に出た。

ランニングアプリを起動し、目的地に定めた高砂湯を目指す。自宅からは数キロのところだったので、予定よりもずいぶんと短い距離になったが頭の中はサウナなので、問題なし。軽快に走りゴールにつくと思っていたよりもだいぶこじんまりとした、可愛らしい趣の銭湯だった。下駄箱に靴を預け、ドアを開けるとすぐに番台が。サウナだと言う前に「サウナですよね?」と感じの良い番台さんに声をかけられる。番台にはサウナセットが既に用意されていて、「はい」と一言伝えそれを受け取る。サウナ利用者が多いんだろう。それを見越して準備しておいてくれるのは気持ちがいいものだ。

更衣室で服を脱ぎ、浴室に入る。清潔に清掃が行き届きタイルも磨かれて気持ちのいい年季を感じられる空間だ。備え付けのシャンプーとボディーソープで身体を洗い、バイブラのあるお風呂で身体を温める。走ってきたこともあり、よく汗が出る。浴槽から上がり、身体を拭いていざサウナへ。6人ほどが入れる空間で、入った時は1人しかいなかった。キツイ熱さではなく心地の良い温度だ。小さなテレビがありNHKが流れてる。ふと見るとリモコンもあり番組を選ぶことができるようだ。固定の所が多いなかで珍しい。しっかり汗をかきシャワーで汗を流し水風呂へ。少し緩めな20度ほどだったが常に水が出ているので循環しており衛生的。気持ちよく水風呂を楽しみ、休憩を挟んで。もう1セット。2セット目が終わったあたりでサウナが混みだしたので今日はここで終了。年季がありながらどこも清潔に感じられるとても居心地の良い銭湯だった。サウナや水風呂の温度も大切だがやはり番台さんの雰囲気、清潔さ、利用者の人柄、お風呂の熱さなど全部が銭湯の大切なポイントだということを再確認した。

近くのドラッグストアでオロポを仕込み、帰りはバスに揺られて自宅へ戻る。サウナのある生活になってから、ますますこの街に住んでいるということを実感させてくれる。次はどこに行こうかな。

歩いた距離 2.3km

ブートキャンパーさんの高砂湯のサ活写真
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