ここ最近、テレビでも取り上げられるほど密かなブームになってきたテントサウナ。少し気にはなっていたものの、週末の時間を個人の趣味に使えない家族持ちには悲しくも無縁かなと思っていた。

こんなご時世ということもあり、なかなか子供たちを外に連れ出すこともできておらず、そうだ週末はキャンプに行こうということに。アウトドア派ではない我々は、迷わずグランピングを選択。「どうせならサウナ入りたいな」と冗談で呟いたら、あるらしいと妻が見つけてくれたのが、こどもと一緒に野菜収穫体験やイチゴ狩りもできる農園リゾートザファーム。グランピングサウナと題して、宿泊客ならテントサウナを体験できる。

テントサウナを体験できるのは、冬季限定(12月〜3月)で、日中の14時〜16時半と朝の7時〜8時半。

初日にキャンプ場に着いたのが14時半。そこから少し子供と遊んで、夕食までの時間にさっそくグランピングサウナへ。

ポンチョとサンダルとタオルを借りて、まずは着替え。そのあと、葉野菜やら果物やらが瓶の中に詰まったデトックスウォーターを飲んで、大きい方のテントサウナへ。

なるほど、テントサウナってこんな感じなのね。薪ストーブに石。そしてアロマ水。もちろん温度と湿度にこだわり抜いたサウナ室は最高だけど、サウナ施設には無い風情がここにはある。熱気は外に逃げやすいものの、しっかりとした環境を作ればかなり高温にできそう。

セルフロウリュのアロマ水をかけてうちわで仰ぐと、心地よい香りと程よい熱さがテント全体にひろがる。ただ、大きめのテントだと80度弱までしか温度は上がらないため、サウナ好きにはちょっと物足りないかも。小さいテントの方が高温だと聞くも、人が入っていたのと戻りの時間もあったので、そちらは翌朝に試すことに。スタッフのお兄さん曰く、結構な量の薪を食うらしい。仮にテントサウナの準備を全て自分達でやるとしたら、一体どのくらいの薪を持っていく必要があるのだろう。

大きいテントに10分程度入ったあとに、ビニールプールでできた水風呂ジャグジーに飛び込む。水温計は17.8度。たいへん気持ちが良い。

翌朝は予定通り、高温の小さいテントサウナを体験。小さい分、薪ストーブの位置も身体と近く足もとまで熱い。セルフロウリュで広がる熱気。あぁ、こっちはすごい。普通にととのう熱さ。熱気はすぐに逃げてしまうものの、定期的に水をかければ、本格的なサウナが作れてしまうとは。

さすがに何セットも楽しむ雰囲気ではないので、それぞれ1回ずつ試して終了。洗い場はないため、気になる人は近くの「かりんの湯」に行くのがおすすめ。こちらも宿泊客なら無料。

wai(アカウント移行しました)さんの農園リゾート THE FARMのサ活写真

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  • サウナ温度 75℃,90℃
  • 水風呂温度 18℃
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追伸1 かりんの湯のサウナも(特に水風呂が)なかなかのクオリティなのであなどれない。かりんの湯も合わせると、サウナ好きの家族持ちには、かなりおすすめできるプランだと思う。
追伸2 アウトドアとは無縁だったが、今回の旅でテントサウナに俄然興味が出てしまった。15万程度と、絶対に買えない金額帯ではないのも憎い。さすがにタントを大型車に切り替えなきゃと思うと更に出費は嵩みそうだけど、今のところワクワクが止まらない。
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