サウ木 湯スケ

2023.03.04

1回目の訪問

【奇跡の地球(ほし)風呂でととのう】
サウナ師匠と共に四国を訪問。なぜ四国に行こうと思ったのかは完全に失念したが、四方を海に囲まれ、中央部には山々が連なるこの大自然溢れる地で先ず行ったのはサウナ探し。

あるじゃないですか高知県は本川地区「本川サウナ ニジュマル」さん。
1日3組限定の完全貸切サウナ。川のほとりにテントサウナが設けられており、水風呂は高知の豊かな自然が育んだ、吉野川を源流とする澄みに澄み渡った川水である。インフィニティチェアも準備されており、もはや"どうぞととのってください"と言わんばかりに完璧に仕上がっている。

テントサウナは100℃を超えている。テントサウナ自体が初めての経験だったのだが、こんなにも熱くなってくれるなんてどこまで人類の文明は発達すれば気が済むのだろうか。
アチアチに温まった身体が向かう先はこの日水温5.1℃を記録している川風呂である。キンキンに冷え切った水。テントサウナの室温との差はゆうに100℃を超えており、わたしはあまりの冷たさに息が出来なくなっていた。這いつくばって死線をくぐり抜けた先に待っていた"ととのい"の記憶は殆ど残っていない。私は完全に果てていた。

川風呂、否、地球(ほし)風呂の水質にはどんな高性能な濾過装置でもこれを超えることができないだろう。この領域には決してこの先誰も辿り着けない、この土地に足を踏み入れたものだけがそれを体感することが許される、ここはまさにこの地球(ほし)の聖域(サンクチュアリ)なのだ。

2セット目は地球(ほし)風呂の奥の方まで入ってみる。顔のあたりまでどっぷり浸かる。
たちまち身体中に血流が走り、自分自身発したことがない、人間には到底発音できない超ハイトーンの金切り声が出た。人口わずか400人の町に成人男性の叫び声が響く。

程なくしてととのいタイムを満喫していたその瞬間、脳内に電撃が走る。「「「ととのえましたか?」」」
起き上がり周囲を見渡してもまるで干物のように横たわっている師匠の姿しかない。嗚呼、きっとこの四国の大自然が直接話しかけてきてるんや。
本川と一体となったことでこの地に認めてもらえた、そんな気がしたのだ。

3セット後にサウナストーブの熱で温めたお湯でカップラーメンを食した。是迄の人生、病めるときも健やかなるときもカップラーメンを大量に食べてきたが、これほどの味に出会ったことはない。とにかく死ぬほど旨かった。

嗚呼、とても忘れられない。

サウ木 湯スケさんの本川サウナ ニジュマルのサ活写真

  • サウナ温度 105℃
  • 水風呂温度 5.1℃
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トントゥとは?

2023.04.13 08:47
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サウ木 湯スケ サウ木 湯スケさんに37ギフトントゥ

まるでイケメン蒸し男 男の友情でととのうですね
2023.04.17 13:12
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師匠、まさにシチュエーションは同じでございました。ですがサウナで我慢比べをすると偶然さんに叱られてしまいますので、自分のペースでととのいました(^^)
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