海雲台温泉センター
温浴施設 -
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韓国釜山サウナ旅 第三弾は、
釜山の海雲台にある
「海雲台温泉センター」
天然温泉を使っていると聞けば
どこか期待が膨らむ。
夕方、陽が沈み始める頃
センターに足を踏み入れると
すでに多くのお客様が
思い思いの時間を過ごしていた。
温泉施設特有の静けさの中で
過去2件のサウナが不発だった記憶が
じわじわと浮かび上がる。
しかし、今回は違う。
低温89度、中温98度、高温110度
温度設定に、何かが違う予感を抱かせた。
最初に選んだのは110度のサウナ室
天井は独特な屋根型で、中央部分が高く
ベンチは一段だけ。
頭上に広がる空間があるため
体感温度は85度程度に感じる。
サ室には僕一人
やがてもう一人の男が入ってきたが
5分ほどで早々に去っていった。
15分間、じっくりと熱を感じながら
じわじわと汗をかいた後
目の前にある水風呂へ。
クリアな水。塩素の匂いもなく
冷たさが心地よく体に染み渡る。
熱いサウナから冷たい水風呂
この感覚のギャップが
「ととのう」ためのカギなのだと
改めて思い知らされる。
そして、水風呂から上がると
ドアの先には外気浴エリアが広がっていた。
2時間の滞在で4セットをこなした後
体が完全に「ととのう」感覚を迎えた。
過去の失望が
この瞬間にすべて浄化されたような気がする。
たかがサウナ。されどサウナ。
ここに来たことで
何かが報われたような感覚が
僕の中に満ちていた。
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