船岡温泉
銭湯 - 京都府 京都市
銭湯 - 京都府 京都市
好きな寺院がありまして。
この何年か…台風被害、屋根の葺き替え、コロナ禍…と拝観中止と再開を繰り返している。
『京の冬の旅』に合わせて行ってみよう。その、好きな寺院は、拝観中止中ではあるけれど。
…近くに、イキタイところがある。
往路約90分。
国登録有形文化財の建物をしばし眺め、0920IN。
荷物はカゴに入れてからロッカーに入れる、京都様式。天井の彫刻、欄干の透し彫り、実物はやはり良い。
まずは浴室の構造を確認。なんとなく…4ブロック構成…かな?
脱衣所から続く、打たせ湯からメイン浴槽に電気風呂・ジャグジー・薬湯の本館(?)部、壁まで檜の檜風呂部、深い浴槽に陽の光が入る明るいエリア、サウナ・水風呂・露天風呂の露天エリア。
順番に楽しもう。
まずは洗体、明るいエリアへ。シ
ャンプー等はしっかり持参。カランは露天エリア以外、適度に付いている。
檜風呂で身体を温める。
温度は若干ぬるめ。檜の香りに心が落ち着く。
打たせ湯を経て、露天エリア。
サウナで、3セット。
造りは大阪・旭区の神徳温泉を想起させる。
本来は乾いたサウナだと思うんだけど…。サ室内でサウナマットを流し、また身体を拭いて入る文化も…。…いや、あくまで銭湯だから、ね。カラカラとは程遠い、湿度のあるサウナ。
時間管理は、運が良ければテレビに時間が表示されるだけ、砂時計も温度計もない、硬派なサウナ。利器に頼らず、自分の身体と向き合うのも、良い。
水風呂へ。
岸壁の上、龍の口から流れ出る滝、思った以上の水深にびっくり。そんな革ジャンを見て、風呂上方のお不動さんはにっこり。
この露天エリアには、龍に不動明王の他、壺庭あたりに蓑亀、頭上運搬をしている大原女と4体の像がある。古い橋の欄干も本物を移築…有形文化財らしさに磨きがかかっている。
ととのいスペースはないため、邪魔にならない場所で休憩。カラン前が安定か。
3セットの後は、そのまま露天風呂と水風呂で数回交代浴。くすり湯、シャワーで終了。
80分の滞在で、肌アートの鑑賞もでき楽しめた。
受付横にある、ソファのある休憩スペースでしばし休む。人生の師匠たちに、サウナ女子、肌アートの方々…「俺、サウナー!」的なカップルが一組男湯にいたが、基本的には地元銭湯。
近くであれば、また来たいレベル。
この後は船岡山に登り、建勲神社を詣で、サ飯。大徳寺を目指す。
良い一日になった。
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